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JAXAが災害監視用の小型無人飛行機を試験

2010年08月18日 15時11分

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、大樹航空宇宙実験場(町多目的航空公園内)で、災害監視を目的とした小型無人飛行機「SAFE−F1」の飛行試験を行っている。これまで鹿児島県で試験を続けてきたが、今回初めて面積が広い同実験場を利用する。

飛行試験に向け、準備を進める関係者

 JAXAは現在、大規模災害時に無人機で被害状況を情報収集するシステムづくりに取り組んでいる。同システムでは小型無人飛行機が初動監視、続けて飛行船型の無人機が夜間を含む長時間の災害監視を行う役割を担う。

 小型無人飛行機は2006年から鹿児島や福島などで試験を重ね、今回初めて同実験場を利用。大樹はこれまでと比べ、面積が広く、試験をしやすいという。飛行船型無人機の試験は既に07年から大樹で行われている。

 「SAFE−F1」(全長1.5メートル、全幅2.3メートル、重量4キロ)は08年に開発され、高度150メートル以下を時速26〜90キロで飛行する。今回は、JAXA航空宇宙技術研究センター(東京)などから7人が16日に来町。27日までの日程で、離陸から着陸までを一部自律飛行を取り入れて操縦し、搭載するカメラで海岸線のがけの撮影も行う。

 18日には機体のセッティングや電波状況を確認し、19日から実際に飛行試験に入る予定。責任者の石川和敏さんは「大樹はエリアが広いのが魅力。秋にも来る予定で、今年1年を通じて離着陸を自動でできるようになれば」と話している。

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