HOME 十勝毎日新聞社ニュース 80歳目前のバスケ指導者・豊島さん 情熱衰えず
   | メール配信登録  twitter facebook |

十勝毎日新聞社ニュース

80歳目前のバスケ指導者・豊島さん 情熱衰えず

2010年08月16日 14時50分

 帯広地区バスケットボール協会参与で、名コーチとして知られる音更町内の豊島博さん(79)=木野=が、今も共栄中バスケ部で生徒の指導に情熱を注いでいる。7年前に脳梗塞(こうそく)に倒れ、一時は半身不随になったが、好きなバスケに戻った。豊島さんは「教えるのではなく、教えさせていただいている」と語り、生徒と接してエネルギッシュに毎日を過ごしている。

共栄中の体育館でバスケットボールを指導する豊島さん(手前右)

 豊島さんは本別町出身。本別高時代にバスケを始め、道教育大旭川校時代にキャプテンを務めた。小学校教諭として日高管内に赴任し、同管内の高校でバスケ部の育成にかかわった。1967年に十勝に転勤。音更、帯広大空、帯広栄の各小学校に勤務した間、音更中、帯北高、帯大谷高、音更高でコーチを務め、23年間指導した帯北高を全道の強豪校に育て上げた。

 55歳で早期退職し、バスケ一本の生活に。2003年に脳梗塞で倒れ、一時は離れたが、リハビリを経て指導者として復帰。04年からは自宅に近い共栄中でバスケ部(現部員27人)の外部コーチを務めている。

 豊島さんは男子部員16人を担当。基本の練習メニューを自宅で2時間かけて立て、練習中は厳しい顔つきで見守り、時には大きな声で生徒を奮い立たせる。生徒たちは豊島さんの言葉や動きを一つも漏らすまいと、集中して取り組む。指導は厳しいが、練習後は豊島さんを囲んで笑顔が広がる。

 指導を間近で見る同校バスケ部顧問の西垣義裕教諭(27)は「バスケの神髄を極めている。2、3年後を見越した指導法が参考になる」とし、同じく顧問の千葉寛之教諭(36)も「一から教わっている」と尊敬する。

 豊島さんは今月31日で80歳を迎えるが、「子供たちの熱意に押され、若い先生は“コーチ”“おやじさん”と慕ってくれる。こんな幸せはない。今の夢は、2歳のひ孫にバスケを教えること」と笑顔。バスケへの情熱は尽きることがない。

観光特集(勝毎電子版)
十勝川白鳥大橋ライブカメラ
6~12時 12~18時
22日の十勝の天気
最高気温
26℃
最低気温
20℃
朝日デジタル

今、なぜ「かちまい」…
ご購読のお申し込み