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チーズで育てた「豚」試食

2010年08月15日 14時39分

廃チーズのエコフィード飼料で育てた豚を味わう参加者

 管内の企業経営者らでつくる異業種交流組織「テクノプラザ帯広」(千葉悟代表幹事)はこのほど、廃チーズによるエコフィード飼料(食品残さを利用した家畜飼料)で育てられた豚の試食会を開催した。

 エコフィード飼料による豚の肥育は、帯広畜産大学と産業廃棄物処理施設、DISPO.(=ディスポ、帯広市西20北4)が共同研究している。

 8月例会を兼ねた試食会では、十勝帯広未利用資源飼料化促進協議会会長も務める花田正明同大准教授が試験結果を提示した。配合飼料のみで肥育した豚とチーズを給与した豚の肉質は数値上の差が少ないが、体重増加はチーズを与えた豚の方が早い。出荷までの期間も1週間ほど早かった。

 試食会にはテクノプラザ会員や同大関係者ら約20人が出席した。参加者は配合飼料のみで育てた豚と、チーズ給与量が異なる2種類の豚の計3種類をしゃぶしゃぶで味わい、味や肉質を比べた。

 花田准教授は「味に大きな違いは出なかったが、焼却処分される廃チーズの再利用により、配合飼料の量を抑えられる。コスト面のほか、焼却時の二酸化炭素排出削減などがメリット。『スイーツ残さ』などとの組み合わせも研究したい」と話した。

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