十勝毎日新聞社ニュース
猛暑…扇風機販売「3日間で1000台以上」
暦の上では秋を迎えた「立秋」の7日、十勝管内は南から暖かい空気が入り込んだ影響で朝から気温が上昇、幕別町糠内では午後0時48分に35.5度の猛暑日となった。帯広の最高気温は正午までに33.9度(午前10時34分)と3日続けて真夏日を観測した。残暑が厳しい中、市内では6日に帯広競馬場にオープンした観光交流拠点施設「とかちむら」や、広小路商店街で開催中の「第56回おびひろ広小路七夕まつり」は多くの人でにぎわった。

連日の真夏日でにぎわう帯広広小路の七夕まつり会場。かき氷を食べて涼む子供たち(7日午後0時10分ごろ、帯広広小路、山下僚撮影)
イベント盛況、3日間で1000台以上
真夏日となった7日、七夕まつりなどが開かれている帯広市内中心部は家族連れなどでにぎわった。
5日に開幕した帯広広小路商店街の「七夕まつり」は3日目を迎え、この日も大盛況。7日は土曜日ということもあり人の出は早く、暑さの中でも元気いっぱいに走り回る子供たちの姿であふれた。
JR帯広駅北側多目的広場では「夏のおばけやしき」が開催中。隣接する映画館では子供向けアニメを上映しており、映画帰りの親子が続々と訪れ、2日間で約300人の入場者があった。
連日の暑さで露店の売り上げも好調。西一条通を埋め尽くす露店の店主は、「売り上げのほとんどはかき氷。ホットドッグや焼きそばなど温かい食べ物は苦戦している」と話していた。
一方、猛暑は家電販売にも波及。扇風機の売り切れ、品薄状態が相次いでいる。アウトレットベスト帯広店(東4南16)、ジョイフルエーケー帯広店(帯広市東7南16)、ハラデンキ本店(大通南12)などではすでに在庫すべてを販売、売り切れとなった。
100満ボルトフレスポ本店(稲田町南9線)も売り切れ間近となり、「この3日間で1000台以上が売れた。エアコンも一部機種で売り切れ、取り付け工事を待たせている状態」と話している。
午前7時に30度超える
帯広測候所によると、帯広は朝から強い日差しが照りつけ午前7時3分に30度を超えた。正午までの最高気温は池田と浦幌34.3度、とかち帯広空港33.9度など。管内全19観測地点のうち上士幌町糠平(ぬかびら源泉郷)を除く18地点で30度を超す真夏日に。同測候所は、引き続き熱中症への注意を呼び掛けている。
同測候所によると、7日の管内は昼すぎから所により雨が降る見通し。8日にかけて気圧の谷や前線の影響で大気の状態が不安定となるため、局地的な大雨や落雷、突風、河川の急な増水に注意を呼び掛けている。
5地点で熱帯夜
管内では6日夜から7日朝にかけ、上士幌、新得、鹿追、更別、広尾の5地点で最低気温が25度以上の熱帯夜となった。帯広の最低気温も24度と暑苦しさが残った。
13人が救急搬送
熱中症の疑いによる救急出動では、7日午前11時現在、帯広市内で20代男性、広尾町内では80代男性が病院に運ばれた。6日は同市内で7人、豊頃で2人、芽室と広尾で各1人の計11人が搬送された。このうち芽室では、40代男性が一時意識不明となり同市内の救命センターに運ばれた。
帰省客で混雑

帰省客らで混雑するJR帯広駅(7日午後1時ごろ)
同日午前中の札幌発の下りJR特急は、スーパーとかち1、3号、スーパーおおぞら5号が満席状態。札幌発帯広行きの都市間バス「ポテトライナー」も午前8時台は2台態勢にするなどして対応、7便中6便が満席となった。帯広駅バスターミナルは「夏休みの影響で普段の土曜と比べて多い」と話す。とかち帯広空港は羽田からの到着便が4本中2本がほぼ満席。
高速道路無料化の社会実験中の道東道は午前中は目立った渋滞は出ていない。
今後は都市間バスで札幌発帯広行きが10〜15日がほぼ満席。JRの下りは13日午前は混雑しているが、その他はまだ余裕がある。



