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十勝毎日新聞社ニュース

クマに襲われ女性死亡

2010年06月07日 15時11分

点線内が現場の雑木林。北西上空からの撮影で、右側が芽室方面、左側が帯広市の美栄町や太平町方面

 5日午後4時5分ごろ、帯広市広野町西2線125付近の雑木林で、山菜採りをしていた音更町内の無職女性(66)が血を流して倒れているのを団体職員でこの女性の夫(71)が発見、110番通報した。帯広署員や救急隊員が駆け付けたが、女性は心肺停止状態で、間もなく死亡が確認された。死因は脳挫傷。左の顔がえぐられるなど負傷状況などから、同署はクマに襲われたとみて付近を捜索したが見つからず、6日早朝も同署や帯広市は猟友会とともに捜索したが発見できなかった。

 同署によると、現場は小麦畑などに囲まれ、農家が点在する地帯。女性が倒れていた雑木林は、道道清水大樹線沿いにある北広野会館の北側約150メートル。主要道道のため貨物運送のトラックも多く、週末はさらに増えるという。約2キロ南方には広野小(児童40人)や八千代中(生徒16人)もある。

 夫によると、2人は約2週間前、コゴミ採りのため同所を訪れた。この日は「前回小さかったコゴミが採りごろを迎えているはず」と午後3時半ごろ、再訪した。2人は約10分間、道道沿いでウドを採った後、雑木林の奥へ。2手に分かれてしばらくして、妻のいる方に「おーい」と声を掛けたが返答がなかった。夫は「夢中になって奥の方へ行ってしまうことがよくある」と車を走らせ、見晴らしの良い林の北側へ回り込んで捜したが見つからず、分かれた場所に戻って約50メートルほど進んだところうつぶせで倒れていた。首や腹、左足も負傷していたという。夫は「前方の草むらで『ガサガサ』という音が聞こえ、クマだと思った」と話していた。

 十勝管内で人がクマに襲われて死亡する事故は、少なくともこの10年間は発生していない。道内では5月22日に胆振管内むかわ町の山林で、山菜採り中の男性1人がクマに襲われ、死亡している。

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