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育て「宇宙旅行」の種

2010年05月14日 14時45分

 カボチャ種子を国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」に打ち上げ、教育に生かす「パンプキンミッション」に参加する帯広畜産大学(長澤秀行学長)は13日午後4時半、同大地域連携推進センターで種子の贈呈式と種まきを行った。同大と連携して食育に取り組む帯広第二ひまわり幼稚園(佐藤みゆき園長、園児114人)の園児たちが「大きく育って」と願いながら丁寧に植え込んだ。

ピンセットで丁寧に種子を植え込む園児

 同ミッションは国際総合企画(東京)が企画、種子は約8カ月半の“宇宙旅行”を経て昨年7月に宇宙飛行士若田光一さんと共に地球に戻った。種子の量を増やすため、同ミッションには同大を含む全国16カ所の大学・研究機関が参加。栽培するカボチャは観賞用の「ペポカボチャ」。

 同大には15粒の種子が届き、贈呈式では金山紀久副学長が「大事に育ててね」と園児代表2人に種子を手渡した。園児は早速、ピンセットでつまんで育苗用ポットに植え込んだ。

 担当する小池正徳教授によると、同大温室で育苗し、今月末か6月初めに圃場(ほじょう)に移植予定。両者の連携食育事業は6年目で、学生も協力し、園児がトウモロコシ栽培と一緒にカボチャの苗植えや草取り、収穫を手伝う。1株から2、3個の実を収穫できる見通しで、収穫後は種子を取り同社に戻す。

 小池教授は「子供たちに宇宙への夢を持ってもらえれば」と話していた。

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