十勝毎日新聞社ニュース
米沢則寿・帯広市長が初登庁

大勢の職員、市民に出迎えられ、初登庁する帯広市の米沢則寿新市長
帯広市の米沢則寿新市長が21日、市役所に初登庁した。大勢の職員、市民らに拍手で出迎えられ、第9代市長となる就任あいさつで「帯広市の経営資源を継承し、さらに拡大・発展させ、新しい自治体、帯広を創ることが私に課せられた役割、使命」と強調。「市民と市役所、皆さんと私、すべての関係において信頼をベースに新しいまちづくりを進めたい」とも述べ、強いリーダーシップで市政運営に当たる決意を表明した。
米沢新市長は午前9時13分、公用車で市役所正面玄関前に到着。石井啓裕市議会議長、安田正雄副議長、三津丈夫道議、与野党の市議、職員、市民の拍手で歓迎され、「よろしくお願いします」とにこやかな表情で応えた。職員から花束を贈られた後、早速、4階の市長室に向かい、市長のいすに初着席。「(よく動くつもりなので)あまり座らないと思う」と感想を語った。
副市長ら特別職を集めて訓示した後、午前10時から水道棟3階大会議室で全職員向けの就任あいさつに臨んだ。「帯広の歴史を振り返って自己を総点検し、守るべきものは守り、変えるべきものは大胆に変える時期だ」と説明。
その上で米国の有名な神学者の言葉を引き、「守るべきものは守る冷静さと、切り捨てるべきものを切り捨てる勇気と、いずれを守りいずれを切り捨てるかを判断する知恵が大切とある。私はこれに新しいことに果敢に挑戦し、未来を創造し続けるベンチャースピリット(開拓精神)を付け加えたい。冷静さ、勇気、知恵、そして先人から受け継いだ十勝の開拓精神が明日の帯広を拓(ひら)くキーワードだと確信している」と強調した。その後、市長室で砂川敏文前市長と事務引き継ぎを行い、新旧市長が顔合わせ。初の記者会見にも臨んだ。
米沢市長の訓辞概略−5つの基本姿勢
私は5つの基本姿勢を訴えてきた。一党一派に偏しない市民党を貫くこと、強いリーダーシップを持つこと、市民と十勝の連携を図ること、情報公開を徹底すること、自ら考え自ら主張し発信できる市役所・地方政府をつくること。基本姿勢は維持する。
多くの優れた先人、皆さんの努力の結晶で残した帯広市の経営資源を継承しつつ、これをさらに拡大・発展させ新しい帯広を創ることが私に課せられた役割、使命。自分の仕事、能力に自信を持ち、謙虚さも忘れないでほしい。そこから自己変革、自己革新、自己研さんに対する絶えざる努力が生まれる。
地方公共団体の時代から、市民主導の地方自治体がいま始まるという思い、私自身の民間企業の経営時代が終わり、これから自治体経営の時代が始まるという思いを重ね、十勝帯広丸の航海のドラを鳴らしたい。
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