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十勝毎日新聞社ニュース

米沢さん笑顔の朝 家族と共に喜び

2010年04月19日 15時44分

 帯広市長選で138票差の歴史的な激戦を制し、初当選した米沢則寿さん(54)は19日朝、自宅近くの喫茶店「のらくろ」(公園東町3)で朝食を取りながら当選から一夜明けた心境を語った。20年ぶりの民間出身の首長となり、「さわやかな気分。運が強い者同士の戦いだったが、僕の方が運が強かった。責任の重さを感じている」と表情を引き締め、休む間もなく市政に全力を尽くす決意を示した。

当選から一夜明け、近所の喫茶店で十勝毎日新聞の号外に目を通す米沢則寿さん(右)。奥が弥生夫人、左手前が長女千寿さん(19日午前8時15分、金野和彦撮影)

 米沢さんは18日夜に当選を決めた後、OCTVの番組に出演するなどマスコミ対応に追われた。19日午前3時前に帰宅し、そのまま就寝。同5時半に起床し、携帯電話に入った祝福メール約50通の返信を続けた。

 同7時53分、親類が経営する喫茶店「のらくろ」に妻の弥生さん(51)、長女千寿さん(26)と朝食を取るため訪れた。3人でパン、ハムエッグ、サラダ、コーヒーをほお張り、十勝毎日新聞の号外に目を通した。「家族4人で写真を撮ったのは久しぶりだな」。目を細め父親の表情を妻と娘に見せた瞬間だった。

 政策の柱に掲げた食の産学官連携強化による「フードバレーとかち構想」にも言及し、「民間が開拓した帯広には起業家精神など歴史的下地がある。農業など良い要素もある。帯広・十勝でできると本気で思っている」と実現に強い意欲を見せた。

 20日まであいさつ回りを行い、休む間もなく21日に初登庁する。(中津川甫)

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