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十勝毎日新聞社ニュース

2010帯広市長選 あす告示

2010年04月10日 14時54分

産業振興、行革、福祉は…
36年ぶり新人対決

 任期満了に伴う帯広市長選が11日に告示される。いずれも無所属の新人で、元会社役員の米沢則寿氏(54)=民主・大地推薦、社民支持=、前市議会議長の上野敏郎氏(62)=自民・公明推薦=、元帯広保健所職員の猪股寛氏(64)が出馬表明、3人の争いになる見通しだ。現職が勇退表明しており、新人同士の対決は1974年以来36年ぶり。産業振興、行財政改革、医療・福祉充実などを論点に、18日の投開票日まで1週間の選挙戦がスタートする。

米澤則寿氏

 米沢氏は中央経済界で築いた実績と人脈を強調、食の産学官連携を強化し関連企業を集積する「フードバレーとかち構想」を掲げる。民主・連合の組織票を基盤に、新党大地の支援も受ける。自らは「市民党」を掲げ、幅広い層の取り込みを狙う。

上野敏郎氏

 上野氏は6期23年の市議経験を前面に出し、「まち経営戦略会議」「地域創造会議」の創設、市職員の150人削減、市長退職金廃止などを打ち出す。自民・保守層をまとめて浮上をうかがい、告示後は小泉進次郎、河野太郎ら衆院議員が応援に入る。

猪股寛氏

 猪股氏は「市保健所」の創設、上下水道部など試験検査部門の統合、医療・社会保障・公衆衛生の連携で高度なサービス提供などを訴える。とかち帯広空港周辺での工業団地造成による精密機器製造企業の誘致も描く。現時点で選対などの組織は持たない。

 今市長選では共産系が候補擁立を見送り、政党の推薦・支持を受ける米沢、上野両陣営を軸に選挙戦は展開される見通し。来年の統一地方選、次期衆院選の「試金石」となる。

 市選管は11日午前8時半から立候補を受け付け、午後5時で締め切る。期日前投票は12〜17日(午前8時半〜午後8時)。市役所3階大会議室で受け付ける。18日の投票は市内51カ所で午前7時〜午後8時に行われる(農村部8カ所は午後7時まで)。同日午後9時から市総合体育館で開票、大勢判明は同11時ごろの見通し。

 3月2日現在の市内選挙人名簿登録者数は13万8545人(男6万5477人、女7万3068人)。

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