十勝毎日新聞社ニュース
【断面】 “わだかまり”解いた危機感
2010年04月03日 13時57分
「市民党に配慮して表に出ることは控えてきた。これからは全力で米沢さんを支える」
2日夜、帯広市民文化ホールで開かれた米沢則寿の総決起大会。衆院議員の石川知裕が、全面的な米沢支援を表明した。「十勝の盟主」登場に会場から大きな拍手がわき起こった。
政治資金規正法違反で起訴され、離党したのが2月中旬。同党十勝の代表職も離任した。思いも寄らぬ事態に市民党を標ぼうする米沢後援会が選挙戦への影響を懸念、両者の間には常に「わだかまり」が漂った。石川本人も前に出ることをちゅうちょ。秘書軍団を送り込み、自身は黒子に徹した。
雰囲気が一変したのが告示まで2週間を切ってから。米沢の知名度が上がらず陣営内に危機感が募った。労組とは毛色の違う石川の保守系人脈の動きが鈍く、ムードが高まらないのが一要因とみられた。
「私が出ることがプラスになると思いかじを切った」と石川。本来なら米沢選対の本部長を務めるはずだっただけに、じくじたる思いもある。関係者は「イメージダウンは払しょくされていない。自分の選挙のつもりで動くべき」と話している。(文中敬称略)
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