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OCTV討論会に米沢氏、上野氏 2010帯広市長選

2010年03月29日 14時22分

「成長産業創出」「役所スリム化」
 帯広市長選(4月11日告示、同18日投開票)で、帯広シティーケーブル(OCTV)の「OCTV選挙CROSS市長選討論会」が28日、十勝毎日新聞社ビル4階のOCTV放送スタジオで開かれた。出馬を予定している米沢則寿氏(54)=会社役員、民主・新党大地推薦=、上野敏郎氏(62)=前市議会議長、自民推薦=が、市政の課題について自身の主張や意見を交わした。米沢氏は食と農を核にした成長産業の創出など都市の魅力づくりを強調。上野氏は市役所の一層のスリム化や民間主導のまちづくりの必要性を説いた。

帯広市長選に向けて自身の政策や主張を述べ合った米沢則寿氏(右)と上野敏郎氏(左)

競馬 両氏とも「存続」
 景気・雇用について上野氏は、「国、道、市の制度を上手に組み合わせることが雇用促進につながる。厚生労働省の奨励金制度などを地元企業に周知徹底する。市独自では臨時職員採用が1つ。企業誘致は農業を中軸に付加価値を高める。民ができることは官はやらないという基本方針を持つべき」とした。

 米沢氏は「成長産業など地域を発展させる取り組みと並行し、緊急雇用対策も取らなければ。臨時職員の短期雇用やワンストップ雇用相談を充実する。『フードバレーとかち』構想のベースは『食』と『農業』。十勝に優位性があり、大きな考え方の核に据えてやっていくべき」と述べた。

 人口・行財政改革で、上野氏は「職員定数は市民150人に1人の割合で十分と思っており、退職者補充のあり方で1400人台を1200人台にすることは可能。整備済み未利用地は300ヘクタールと言われ、計算上1万8000人が住める。(土地を)買いやすい制度を持ち込めば人口流動化に歯止めが掛かる」と主張した。

 米沢氏は「財政の『出』は抑える努力が必要だが『入り』を増やす投資をしないと縮小均衡に向かってしまう。出と入りの両方のバランスを見たい。人口政策は総合政策で、まちを魅力的にするしかない。大事なのは目的意識を持ち、経済・雇用対策、住宅政策、少子化対策などいろんな政策を実施していくこと」と語った。

 ばんえい競馬に関しては「ギャンブルの側面からだけではなく馬文化の観点で、できるだけ存続させるべき」などと認識に差はなかった。

 討論会は同日午後7時からOCTVコミチャンで放送。30日〜4月1日(正午、午後10時)に再放送する。ホームページ(http://www.octv.jp/)でも29日夕から4月4日まで見ることができる。

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