十勝毎日新聞社ニュース
池田トリオ 笑顔の凱旋 長島選手、現役続行を表明

銀メダルを掲げて沿道の熱い声援に笑顔で応える長島選手(中央)と、太田選手(左)、及川選手(21日午後2時10分ごろ、塩原真撮影)
【池田】バンクーバー冬季五輪スピードスケート男子500メートルで銀メダルを獲得した長島圭一郎選手と、及川佑、太田明生両選手の池田高出身3選手を迎えた「町民大パレード」が21日午後、池田町中心部の大通で行われた。町出身初の五輪メダリストを見ようと沿道は町民ら約3000人で埋まり、祝福の拍手と「おめでとう」という歓声で沸き返った。
パレードは午後2時に大通5丁目をスタート。自衛隊第5音楽隊の先導で、長島選手と勝井勝丸町長が乗った銀色のオープンカーと及川、太田両選手の赤いオープンカーが競技と同じ約500メートルをゆっくりと進み、池田、利別、高島の町内スケート少年団の子供らが後に続いた。
小旗を振って祝福し、カメラを向ける町民らに、長島選手も手を振って笑顔で応え、時折胸の銀メダルを高く掲げてガッツポーズを見せた。パレード後は町田園ホールで表彰式と報告会などが開かれ、長島選手にドリームズ・カム・トゥルーの吉田美和さん以来2人目となる池田町特別栄誉賞が贈られた。
長島選手はこの日行われた記者会見で、現役を続行して4年後のソチ五輪(ロシア)で金メダルを目指すことを正式に表明した。(小林祐己)

町中心部を埋める祝福の人波に終始笑顔の長島選手。「想像を超える反応にびっくりした」と喜んだ(21日午後2時20分ごろ、塩原真撮影)
長島選手に栄誉賞
【池田】夢と感動をありがとう−。管内町村に初の五輪メダルをもたらした長島圭一郎選手らを迎えた「第21回オリンピック冬季競技大会出場選手を讃(たた)える会」は、21日午後、池田町内で開かれ、パレードに3000人の町民が繰り出したほか、町田園ホールで行われた表彰式・報告会にも約800人が参加し、選手たちの健闘をたたえた。会場にはオリンピックの興奮と感動がよみがえった。(小林祐己、関根弘貴)
パレードを終えた3選手は午後3時から、田園ホール前でばんえい競馬の人気者リッキー号の馬車に乗って“ウイニングラン”。集まった人々からは吹き荒れる強風に負けない熱い声援が送られた。
同4時からの表彰式と報告会に3選手はスーツ姿で登場、勝井勝丸町長は「喜びを分かち合いたい」とあいさつ。長島選手への池田町特別栄誉賞の副賞として、今秋収穫のブドウで造る十勝ワインたる1個分(約300本)と生まれ年の1982年産ブランデーなどが発表されると、会場にはどよめきの声が広がった。
及川佑、太田明生両選手へは町長特別賞と副賞の十勝ワインなどが贈られた。長島選手は「声援のおかげで銀メダルが取れた。このような会をまた開いてもらえるように頑張りたい」、及川選手は「やっぱり池田はいい。2回も五輪に出場でき、小さなころから思い描いた夢が実現した」、太田選手は「感激しています。みなさんに育てていただき、2人の先輩とオリンピックに出場できた」と礼を述べた。
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