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上野氏会見 「女性が輝くまち」公約に 2010帯広市長選

2010年03月20日 14時51分

公約を発表する上野敏郎氏(19日午後3時15分ごろ)

ばんえい活用し観光戦略
 帯広市長選に出馬を予定している上野敏郎氏(62)は19日午後、市内の連合後援会事務所で記者会見し、公約を発表した。上野氏は「市民に強くアピールしたい施策をまとめた」「優先順位なく取り組む」と語った。

 まちづくりでは「行政組織・事業の総点検」を打ち出し、市民提案による政策実現の仕組みづくりを訴えた。地域活動や公共施設運営に市民参加を促し、市幹部への女性登用拡大や働く母親の応援など「女性が輝くまち」を目指す。農業を核とした新産業創出、環境ビジネスに取り組む企業支援も盛り込んだ。

 ばんえい競馬は、観光戦略と馬文化の伝承の面で重視する考え。ばんえい競馬については「市民負担を強いないとする現市政の方針を尊重する」とした。大学設置は「必要」とし、「経済界が言う看護系大学や砂川市政が水面下で進めた大学設置の課題を皆で検討したい」と述べた。十勝一市構想関連では、策定する「十勝ビジョン」の下で一部事務組合の再構築や広域行政のあり方を考える。

 公約の概要は次の通り。

 ◇まちづくり6つの柱
▽地域主権は市民の手で。市民による、市民のためのまちづくりの実現
▽抜本的な行財政改革
▽基幹産業・農業と環境モデル都市にふさわしい先進的な取り組みを観光に結びつけた、次代の帯広・十勝の基礎づくり
▽安心、充実の暮らしができる安定した都市力の高い帯広づくり
▽自然やスポーツ施設など独自の教育・文化と風土を生かしたまちづくり
▽次代の「十勝」を各自治体と話し合い、協力した「新・十勝ビジョン」づくりと実践

 ◇個別施策(55項目)
 ▽基本政策=
(1)地域創造会議の創設
(2)地域担当職員制度の創設
(3)地域分権条例の制定
(4)公共施設市民サポーター制度の導入
(5)女性力が輝くまちづくりの実現

 ▽帯広新・改革宣言=
(1)まち経営戦略会議の設置
(2)行政経営改革プランの策定
(3)労使交渉の公開
(4)職員定数(特別職・管理職を含む)の削減
(5)市長退職金の廃止
(6)市長専用車の廃止
(7)行政組織の総点検を念頭に「事業仕分け」の実施
(8)行政評価の導入、予算編成プロセスの公開
(9)“ふるさと納税”推進プロジェクトの徹底

 ▽地場産業・環境政策=
(1)農業を核とした新産業創出
(2)生産基盤の維持と発展
(3)農業青年の支援
(4)新規参入者受け入れ促進
(5)中小企業の振興
(6)新たな企業誘致の促進
(7)自助努力、自己革新する人・企業の支援
(8)中小企業融資の機動的実施
(9)エコプロジェクト・帯広
(10)観光交流都市の創造
(11)帯広観光アドバイザー制度の創設
(12)ばんえい競馬を活用した観光戦略と「馬文化」伝承

 ▽「安全・安心・充実」政策=
(1)「多世代型すまい」の普及促進
(2)ファミリーサポート制度の導入
(3)厳寒期の防災対策の促進
(4)東北海道、十勝の拠点都市
(5)商店街の再生支援
(6)中心市街地活性化対策
(7)保育制度の充実
(8)「予防接種」「予防検診」の推進
(9)高齢者支援策の拡充
(10)障がい者の自立支援

 ▽教育・スポーツ・文化政策=
(1)学校を支える地域づくり
(2)学力・体力の向上推進
(3)「30人以下小1クラス」の実現
(4)「中1ギャップ」対策の検討
(5)教職員の力を高める対策
(6)「早寝、早起き、朝ごはん」運動の推進
(7)帯広の森スポーツ施設の積極的活用
(8)総合体育館の老朽化対策
(9)十勝河川敷運動施設の改善
(10)市民学芸員制度の創設
(11)アイヌ民族・文化への理解
(12)「十勝らしさ」があふれるスポーツ・文化イベントの実施

 ▽十勝新主義=
(1)十勝創造行政研究所の創設
(2)定住自立圏構想の検討
(3)新しいステージでの「大学作り」
(4)世界の食糧基地、帯広・十勝の情報発信
(5)海外への広報活動強化
(6)「ちょっと暮らし体験」事業の充実
(7)帯広メールの配布と市長のホームページ開設

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