十勝毎日新聞社ニュース
共産系 候補擁立せず 米沢氏、上野氏一騎打ちへ 2010帯広市長選
帯広市長選(4月11日告示、同18日投開票)で、共産党十勝地区委員会が加盟する市民団体「あかるい革新市政をつくる会」(志子田英明代表委員)は16日午前11時、帯広市内のとかち館で記者会見を開き、独自候補を擁立しないと発表した。同党も公認候補を擁立せず、市長選は自主投票とする。これにより選挙戦の構図は、民主推薦の米沢則寿氏(54)と自民推薦の上野敏郎氏(62)の一騎打ちになることがほぼ固まった。
志子田代表委員は擁立断念に至った経緯について、「会の基本政策を発表し、その実現に向けて擁立作業を進め、最終的に何人かが候補選考に残ったが、正直かなり難しい面もあった」とした。
1月27日に公表した基本政策については「今回の最大の争点は砂川市政を継続するかどうか。継続は認めないという立場で、会の政策実現を図りたい」とも述べた。
共産党十勝地区委員会の稲葉典昭副委員長(帯広市議)は、党と会のスタンスとして「構成団体の構成員が私たちが掲げた基本政策に基づき、どちらがより良い市政を実現できるかを判断し投票行動を行う。会や党としてどちらかを推薦、応援することにならない」と述べた。
帯広市長選で、共産系の候補が出馬しないのは1978年の選挙以来。共産系候補は過去の市長選で、1998年(野坂勲氏)は5237票、2002年(畑中庸助氏、党公認)は6035票、06年(杉野智美氏)は6503票を獲得、一定の集票能力を維持している。(帯広市長選取材班)



