十勝毎日新聞社ニュース
パークゴルフクラブ「萩モデル」 全国発売へ
全日本覇者 帯広の萩さん開発協力
帯広市在住で昨年のJALカップパークゴルフ(PG)全日本選手権大会覇者の萩史之さん(32)=居酒屋 田五作経営=が開発に携わったクラブ「萩モデル」が来年、大手スポーツメーカーのミズノから発売される。ミズノによると同社の個人ブランドPG商品は初めてで、業界でも第1号だという。すでに候補を数種類に絞り込んでいる状態で、今年5月ごろに完成する予定。萩さんは「非常に光栄。出来上がりが待ち遠しい」と喜んでいる。(北雅貴)

自らのモデルが来年、ミズノから発売される萩史之さん。現在愛用しているクラブを手に「完成が待ち遠しい」と喜んでいる
個人ブランドは業界初
来年2月ミズノから「非常に光栄なこと」
萩さんは小学5年生からPGを始めすぐに頭角を現し、翌年には管内の大会でいきなり初出場で優勝を飾った。戦略に合わせた正確なショットと高い集中力を武器に、18歳で全国大会を制覇。これまでに昨年の大会を含め、3度日本一に輝いた。
ミズノは2001年からPGビジネスを展開。03年ごろに高品質の開発と宣伝広告を目的に萩さんをアドバイザリースタッフとして迎え、用具を提供してきた。近年、クラブの買い替え需要が増えた上、高級品志向もあり、第一人者の萩さんのブランド立ち上げの運びとなった。
萩さんは昨年12月に、同社の野球バットやゴルフクラブの製作工場がある岐阜県養老町のミズノテクニクスを訪れ、同社のスタッフ10人とともに製品開発に携わった。「ラフからはフェイスの角度を斜めにして切るように打つ」などPGの技術について説明した。ビデオカメラの前で実際にスイングし、ライナーと打ち上げ時のフォームやインパクトの角度、スタンスの違いを記録。約20本のクラブを使い、2時間ほどかけて200球ほど打ち込んだ。「シャフトのデザインやグリップの素材なども選んだ」と話す。
今月3日には札幌市内でヘッドの形状やデザインを打ち合わせるなど、着々と完成へ向けて進んでおり、完成前には岐阜で試打を行う。萩さんは「多くの人に使ってもらえるように、自分の主催大会などでPRしたい。全国各地のプレーヤーに愛されるクラブになれば」と期待する。
素材は高級素材のパーシモン(カキの木)製で、全国発売は来年2月を予定。ミズノでは今後、シューズやバッグなどの萩モデルも視野に入れているという。



