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幸福駅から「幸せの手紙」 「日本一周」の女子学生2人

2010年03月11日 13時55分

 JRの普通、快速列車が1日乗り放題となる「青春18きっぷ」などを利用し日本一周旅行している大学生の久野華子さん(21)=大阪府寝屋川市=と大谷優那さん(20)=横浜市=が10日午前11時、帯広市内の旧国鉄広尾線幸福駅に到着し、旅行中にインターネットなどを通じて全国から集まった手紙に同日の日付入り幸福切符を入れて「幸せの手紙」として発送した。

旧幸福駅舎内で発送作業する久野さん、大谷さん(手前から)

全国から預かった93通
切符と気持ち込め発送

 昨夏にボランティアとして長野県で出会った2人は11日間での日本一周に挑戦中。2日に横浜を出発し香川、高知、愛媛、大分、鹿児島、福岡、石川、新潟、秋田と経由し7日に札幌へ。稚内、旭川、富良野を経て9日夜に帯広入りした。

 出発前に久野さんは雑誌で幸福駅が恋人の聖地に選定されていることを知り「幸福駅から日本中に幸せを届けよう」と“幸せの手紙計画”を企画。ソーシャルネットワークサービスなどを使って「恋人はもちろん、家族など大切な人に心のこもった手紙を送りませんか」と呼び掛けた。

 当初は知人からしか応募がなかったが日が経つにつれ、1通500円で手紙を預かり、切符代と切手代を除いた200円を海外の奉仕団体に寄付するという2人の計画がネット上で話題に。新生活を始める自分への励ましの言葉や両親への感謝の気持ちをつづった93通が集まった。

 発送作業は駅舎内などで約3時間に及んだが2人は「メッセージにぬくもりを感じる手紙ばかり。幸せを届けるお手伝いができてうれしい」とひとつひとつ手作業で封に入れ、同駅そばの幸福簡易郵便局から発送した。

 同日夕方、2人は苫小牧市からフェリーに乗船。茨城県大洗町へ移動後、陸路で帰郷する。(関根弘貴)

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