十勝毎日新聞社ニュース
十勝からも“熱視線” 冬季パラリンピック13日開幕
2010年03月08日 14時02分
冬季障害者スポーツの世界最高峰イベント、カナダ・バンクーバー2010パラリンピック冬季競技大会(第10回冬季大会)が13日(日本時間14日)に開幕する。冬季五輪の熱戦が展開された同会場で、アルペンスキー、クロスカントリースキー、バイアスロン、アイススレッジホッケー、車いすカーリングの5競技を実施、日本代表は道内勢を含む42人が挑む。十勝からは今回も代表選手はいないが、管内の冬季障害者スポーツ関係者は熱い思いで大会を注視する。

「ぜひ仲間にメダルを取ってほしい」と十勝でただ1人のチェアスキーヤー福嶋孝宏さん
スキー福嶋さん「日本 メダル期待」
カーリング坂村さん「技術格段に進歩」
十勝でただ1人のチェアスキーヤー福嶋孝宏さん(33)=帯広在住=は1998年暮れにフリースタイルスキー・モーグル練習中の事故で障害者になったが、長野パラリンピックで活躍したチェアスキー選手を目標にリハビリに打ち込み、競技も一から始めて全国クラスの選手になった。大会で競い合った各地の仲間が今回も代表入りしている。「同じ障害クラスで戦い合った森井大輝君(東京)は滑りが進化した。網走出身の狩野亮君(長野)ら世界最強の日本チェアスキー陣にメダルを期待したい」と熱く語る。

十勝で開かれた車いすカーリングの体験会(昨年11月、カールプレックスおびひろで)
坂村さんは長野大会も取材陣の1人として見てきた。「この12年間で、チェアスキーなど障害者選手の技術は格段に進歩、企業のバックアップも受けてプロ化した。トップアスリートの活躍で、冬季スポーツに適した十勝でも障害者スポーツの普及が進めば。バリアフリーが進むカナダでの大会で、日本が見習うべきところがあれば見習ってほしい」と願っている。
バンクーバー・パラリンピックの大会の模様は、NHK総合テレビ・教育テレビなどで放送予定だ。(横田光俊)




