十勝毎日新聞社ニュース
JALバスケ廃部へ 準ホーム帯広 関係者 惜しむ声

JALラビッツは合宿や試合ばかりでなく子供たちへのクリニックなど地域のバスケットボールの発展に貢献してきた(昨年7月・帯広)
毎年合宿、クリニックも
女子バスケットボールWリーグのJALラビッツの来季限りでの廃部が2日発表され、同チームが準ホームタウンと位置づけて毎年合宿や公式ゲームを実施してきた帯広・十勝のバスケットボール関係者は一様に「十勝のバスケットボールの発展に大きく貢献してくれている。残念」と惜しむ声を上げている。
チームは、北海道での合宿地を探している時に帯広の森体育館とその周辺環境が気に入り、1999年から毎年欠かさず帯広で合宿を実施。昨年までの11年間で計15回を数えた。Wリーグの公式戦も毎年のように帯広開催が組み込まれ、小、中学生を対象にしたクリニックや高校生への指導も行ってきた。
「帯広・十勝を北海道一のバスケットボールの盛んな地域にしたい」と常々口にしている帯広地区バスケットボール協会の萩原一利会長は廃部の発表に無念さをにじませながら「帯広をサブホームタウンとして地元バスケ界の発展に尽力し続けてくれた」と貢献度の高さに感謝する。
合宿の受け入れの窓口を務めてきた佐伯浩幸普及委員長も「地域の選手たちにクリニックばかりでなく、ゲームを通しての指導も行ってくれるなど熱い情熱で接してくれた」と振り返りながら、「いきなりの廃部でなく、1年の猶予期間があるのはよかった」とホッとする。
新年度の第12回Wリーグでは12月4、5日に帯広での試合が組まれており、これがJALラビッツとして帯広での最後の試合になる。角谷巍啓(たかふみ)副会長は「最後を気持ちよく終わらせてあげられるよう協会挙げての応援をしたい」と話している。



