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さよなら浦幌高 最後の卒業式、14人涙の別れ

2010年03月01日 14時08分

式後の教室では、生徒が担任教諭にバラの花束を贈る一幕も(浦幌高、塩原真撮影)

 【浦幌】3月末で閉校し、59年間の歴史を閉じる浦幌高校(山口聰史校長、生徒14人)の卒業式が、1日午前10時から同校で開かれた。卒業の喜びと母校を失う寂しさが交錯する中、生徒らは最後の校歌を歌い、別れを告げた。

 生徒や関係者約80人が出席。生徒一人ひとりに卒業証書が手渡され、皆勤賞や精勤賞が伝達された後、山口校長が「他者への理解、互いに認め合うことを忘れず、みんなの力で未来が明るくなっていくと信じている」と式辞。

 水沢一広町長、益子幸一PTA会長、竹田悦郎同窓会長・振興会長ら来賓の祝辞に続き、佐藤法士生徒会長が「高校で出会った多くの人や思い出、学んだこと、経験したことは一生の宝。その宝物を抱え、自分たちの道を歩み始めます」と答辞を述べた。

 式の終了後、生徒たちが教職員やPTA、同窓会関係者を壇上に招き、カーネーションを送る場面もあった。教室に戻っての最後のホームルームでは、保護者から各生徒にオリジナルアルバムが贈られた。退校時には、昨年まで在校生が担った紙吹雪による見送りを、教職員と親たちが行った。

 同校は1951年4月に開校。今年度の14人を含め、これまでに4268人の卒業生を送り出した。
(大笹健郎)

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