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十勝毎日新聞社ニュース

女子1500高木選手 幕別で観戦会 期待膨らむ奮闘

2010年02月22日 14時08分

住民「次の五輪も」
 【幕別】幕別町出身の高木美帆選手(札内中3年)が22日、2種目となる女子1500メートルに出場した。地元ではテレビ観戦会や老人ホームなどで大勢の町民が懸命の滑りに声援を送った。結果は23位。個人種目での上位進出は果たせなかったが、15歳で世界に挑んだ史上最年少代表の奮闘に「次の五輪が楽しみ」との声が上がった。

高木選手に大きな声援を送る札内北町の住民ら(22日午前8時半ごろ、塩原真撮影)

百年記念ホール
住民100人 必勝鉢巻き姿
 パブリックビューイングは午前8時半から、町百年記念ホールで行われた。約100人の町民らが声援を送った。レースは午前8時スタートだったため、録画映像だったが、スタート直前の高木選手が映し出されると「頑張れ」と一斉に歓声が上がった。

 集まった人たちは国旗の小旗を振り、高木選手の自宅近くの住民は、1000メートルの応援時と同様に必勝の鉢巻き姿で大きな声援を送った。公区長の西尾峰明さん(64)は「帯広のオーバル(明治北海道十勝)のときのほうが、なめらかに滑っていたように見えた。五輪という大きな舞台はやっぱり雰囲気が違うのでは。まだ、15歳でこれからが楽しみ」と声を弾ませた。

 札内中の高橋智彦校長(57)も駆けつけた。「タイムには満足していないと思うが、全力で滑ったように見えた」と話した。

 大舞台での堂々とした滑りに、将来を期待する声は多い。高木選手がヒップホップダンスを習っているバレエ&ダンス内杉(帯広市南町)のインストラクター、内杉義之さん(29)は、息子(2)と共に来場した。「頑張っていた。もっともっと上を目指してほしい」と話し、「次の冬季五輪出場も」と期待していた。(平田幸嗣)

札内中と交流の特養
「涙出そう」感激の拍手

テレビ画面に向かって心温まる応援を繰り広げる札内寮の入所者と職員たち

 高木選手が通う札内中の近くにある特別養護老人ホーム札内寮(久保公恵施設長、120人)では、利用者と職員約30人がテレビ観戦した。

 手作りの日の丸シールをほおに張り、旗を振りながらエールを送った。同寮の創立30周年を記念し、札内中吹奏楽部が2008年に演奏を行って以来、同中の中学生を身近に感じてきたという米澤朝子さん(73)は、「一生懸命走ったと思う。一番楽しみにしていただけに、涙が出そうになった」と話し、中学生の孫がいる清水実さん(78)は「いかった、いかった」と目を潤ませて感激していた。働き始めて2年目の職員、加藤勇輝さん(20)は「自分より年下でも頑張っていて、誇らしい気持ちになる」と話していた。(酒井花)
※高木美帆選手の高の字は異体字です。

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