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十勝毎日新聞社ニュース

短期決戦へ態勢固め 帯広市長選

2010年02月17日 13時48分

告示まで2カ月
米沢、上野氏両陣営

 帯広市長選(4月11日告示、同18日投開票)は投票日まで2カ月となり、出馬表明している民主党推薦の米沢則寿氏(53)=会社役員=、自民党推薦の上野敏郎氏(62)=前市議会議長=の両陣営では、臨戦態勢の構築が急ピッチで進められている。来週以降、順次事務所開きを開催、拠点が整う予定だ。現職の勇退で新人同士の争いとなる今市長選は、候補擁立に時間を要したことで前哨戦の始動が遅く、短期決戦となっている。

上野敏郎氏

米澤則寿氏

 米沢氏は1日の出馬表明後、女性団体や経済人グループ、商店街関係者らと精力的に懇談。連合後援会の発足を経て、22日には連合帯広の推薦を受ける予定だ。24日には市内西19南2で事務所開きを行う。特定政党に頼らない「市民党」の立場を強調、一部の保守系市議からも好感触を得ている。

 高校卒業後から帯広を離れていたため、知名度の向上が課題。周囲の支援者も選挙活動に不慣れで、支持拡大は民主・連合の組織力がカギとなる。半面、米沢氏擁立に尽力した石川知裕衆院議員が離党、民主サイドとは一定の距離を置かざるを得ない状況となっている。

 米沢氏は「有権者の話題は選挙論よりまちづくり。多くの人に会ってエネルギーを頂きたい」としている。

 上野氏は6期23年間の市議活動で培った自身の後援会が核となり、連合後援会を組織する。選対は現状の態勢に厚みを持たせて構成する予定。自民党の公募で選ばれたため出馬表明は11日となったが、すでに市内西12南17に事務所を構え、関係者へのあいさつ回りを始めている。今月下旬に事務所開きを行う。

 議長時代に管内町村議会と意思疎通を深めた経験から「十勝党」を強調。市長退職金や市長公用車の廃止など具体的な公約も打ち出す。青年会議所など独自の人脈はあるが、中川昭一元財務・金融相を失ったショックを引きずる保守地盤をどうまとめるかが課題となる。

 上野氏は「市議選と市長選は当然違う。相手より2週間ほど出遅れており集中的に回りたい」と気を引き締めている。

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