十勝毎日新聞社ニュース
「円山ツインズ」よろしくね 21日、「おびひろ」へ

愛らしい表情を見せるイコロ(奥)とキロル(札幌市円山動物園提供)
ホッキョクグマ繁殖推進で移動
【札幌】札幌市円山動物園(中央区宮ケ丘3、酒井裕司園長)の双子のホッキョクグマ「イコロ」と「キロル」(いずれも雄、1歳)が21日、おびひろ動物園(緑ケ丘2、藤川研園長)に仲間入りする。公開は27日からの予定。2頭でじゃれ合って遊ぶ愛らしい姿が人気を集めそうだ。
イコロとキロルは2008年12月に誕生、「円山ツインズ」として一躍人気者に。釧路市動物園に貸し出し中で今回円山に戻る「デナリ」(雄、16歳)と、円山の「ララ」(雌、15歳)の下に生まれた。ピリカ(雌、4歳)や釧路の「ツヨシ」(雌、6歳)の弟に当たる。
円山動物園によると、優しい顔でたれ目ぎみなのがイコロ、細面できりっとした目がキロル。イコロは人なつっこく慎重で、キロルは母親と一緒にいることが多いが活発な性格という。2頭とも推定で身長1メートル70センチ、体重130キロ程度まで成長した。
円山の飼育展示課飼育展示二係の山本秀明係長は「大きくたくましくなってきてはいるが、まだまだ愛嬌(あいきょう)があり、子供らしいしぐさが多い。帯広でもかわいがってほしい」と話している。
繁殖推進のため、道内4動物園間で行われるホッキョクグマの移動の一環。ホッキョクグマは絶滅危惧(きぐ)種に指定されている希少動物。飼育下での繁殖が難しく、国内には若い雌が少ないため、イコロとキロルは今後、海外を含めた移動が検討されている。
おびひろ動物園の「ピリカ」は22日、生まれ故郷の円山に移る。(山下聡実)



