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上野氏が出馬表明 「十勝党の立場で」

2010年02月12日 13時37分

十勝圏の連携を強調、「十勝党の立場で立候補したい」と語った上野敏郎氏(11日午後3時10分ごろ、折原徹也撮影)

 帯広市長選(4月11日告示、同18日投開票)で、帯広市議会議長の上野敏郎氏(62)は11日午後3時、市内のとかち館で記者会見を開き、正式に出馬表明した。無所属の立場を取り自民党が推薦する。上野氏は「十勝は一つ」の視点を強調、「市民党、さらに言えば『十勝党』の立場で立候補したい」と語った。行政主導からの転換を唱え、市民参画や行財政改革の推進、市長退職金の廃止などを政策の柱に掲げた。

 出馬の動機について市議6期と議長の経験を踏まえ、「市民と一緒に語り継げる帯広の新しい歴史をつくりたいという強い思いを抱くようになった」などと語った。

 施策ではほかに、都心の再生、独自の教育・文化、風土の育成、農業を生かした産業育成、管内19市町村が連携した「新・十勝ビジョン」の策定・実践など6項目を提示。市長公用車の廃止、小学1年クラスの30人以下実現、ミニバレーやパークゴルフなどの「十勝オリンピック」開催、町村との公共施設の相互利用なども盛り込んだ。

 上野氏は1947年山形県鶴岡市出身。東洋大文学部卒。富士火災海上保険帯広支社勤務、上野敏郎保険事務所設立を経て、87年の市議選で初当選。現在6期目。市議会では建設委員長、議会運営委員長などを歴任、2007年から市議会議長。学校法人帯広葵学園学園長、帯広福祉協会理事、十勝少年サッカー連盟会長、十勝山形県人会会長などを務めている。裕子夫人(61)との間に1男1女。

 記者会見に先立ち、自民党道11選挙区支部(十勝)の合同会議が開かれ、上野氏の推薦を全会一致で決めた。上野氏は12日午前、安田正雄副議長に議員辞職願を提出し、受理された。(安田義教、原山知寿子)

23年の市議活動に自負
 上野氏の出馬会見の一問一答は次の通り。
 −砂川市政の3期12年間をどう評価するのか。
 砂川市長を支持する立場で議員として活動してきた。行財政改革の一環として、10年間で約300人の市職員を削減した点は評価している。

 −出馬の動機と自分が市長にふさわしいと思う点は。
 私自身、23年間の議員活動への通信簿をもらうつもりで立候補する。十勝の中で解決策を見いだすことができた市議活動だったという自負はある。

 −自民党との政策協定は。
 自民党の考え方をお聞きして共通点を見いだす。自民党の考えに縛られるとは理解していない。自分の考えに近いと信じる政党の支持はありがたく、勇気が出る。

 −ばんえい競馬の振興について考え方を。
 ばんえい競馬、馬文化は十勝のカラーで大事にしなければならないが、市民負担を強いないということは守るべきだ。観光交流施設は事前の議会説明、対応策が不十分。周辺一帯の土地利活用でマチ全体のにぎわいに貢献できる。

◇関連動画
上野敏郎氏 市長選に出馬表明 その1
上野敏郎氏 市長選に出馬表明 その2

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