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十勝のオタク文化全国へ 大樹の林さん、カードゲーム発売

2010年02月09日 14時08分

メイド喫茶集う若者とタッグ
 大樹町在住でゲーム企画開発、販売などを行う「サニーシャイニングス」代表の林輝範さん(36)が、帯広初のメイド喫茶「オビヒロメイドカフェプロジェクト」(萩野明宏代表、西5南11)に集うゲーム好きの若者たちとともに製作したトレーディングカードゲームをインターネットで販売を始め、話題を呼んでいる。林さんは「十勝のオタク文化を全国に発信し、ビジネスとしての可能性に挑戦したい」と意気込んでいる。

トレーディングカードゲームの製作に携わった「オビヒロメイドカフェプロジェクト」の萩野代表、林さん、「ミント&わんぱくこぞう」の金丸マネージャー、「アド・プリント」営業課の安藤智行さん(左から)

 同喫茶は2008年4月のオープン以来、パソコン上で小説を読みながら謎を解くゲーム「サウンドノベル」や、カードを交換して楽しむトレーディングカードゲームを楽しむ客が集まった。林さんも客の1人として来店。「自分たちでゲームを作ろう」と盛り上がり週に1度集まった。

 林さんは趣味が高じて09年6月に保育士の仕事を辞め、「サニーシャイニングス」を大樹町で設立。8年前から温めてきたというアイデアを具体化するためのアドバイスを同喫茶の仲間から受け、夜な夜な議論を交わしながら製作に励んできた。

 今回製作したのは「SOUL GENESIS(ソウルジェネシス)」。インターネットを通じて、人間の魂と同じ波長を持つ別の世界「ソルドガンデ」への扉が開き、キャラクターやソルと呼ばれる魔法カード、アイテムカード、地形カードを駆使して5大陸紛争を戦うといった内容だ。製作期間約1年半の力作。イラストは市内在住の同喫茶の仲間、白銀ひびきさん、彩冬兎萌さん、景さん、ゆっぴさん(すべてハンドルネーム)など15人が担当。111種類のカード、9万7000枚のカード印刷はアド・プリント(田所義國社長、市内東3南8)が請け負った。

 1月30日の販売開始と同時に長野県など道外からの注文もあるなど評判は上々。来年にはカードゲームと連動したオンラインゲームの製作も計画する。林さんは「十勝の人の協力があったからこそ、ここまでやってこれた。みんなの力を束ねて大きくしたい」と張り切る。「SOUL GENESIS」のタイトルデザインを担当したオビヒロメイドカフェプロジェクトの萩野代表は「ここは可能性が広がる場所。仲間やきっかけがあると前に進める」と店に集う若者の活躍に期待する。

 カードゲームは、スターター(40枚入)2000円(税込)、パック(5枚入)250円(税込)。サニーシャイニングスのホームページ(http://sss-world.heteml.jp/)で購入できるほか、10日からは帯広市内のカード&ホビーショップ「ミント&わんぱくこぞう」(西4南28、金丸孝允マネージャー)でも発売予定。(小寺泰介)

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