十勝毎日新聞社ニュース
上野氏有力、藤田氏も浮上 自民候補、今夕決定
帯広市長選(4月11日告示、同18日投開票)で、自民党帯広支部の候補者選考委員会は8日、市内で最終の会議を開き候補者を1人に絞り込む。6日には候補対象者の面接を行い、編田照茂市議(55)、上野敏郎市議会議長(62)、帯広出身で東京の外資系企業勤務、藤田全宏氏(47)の3人が臨んだ。出馬の態勢を整えている上野氏が依然有力視される一方、新鮮さなどから藤田氏を推す意見も出ている。同委は投票で絞り込む予定で、8日夕にも結果が示される。

6日の面接で市長選に向けての意欲を語る編田照茂、上野敏郎、藤田全宏の3氏(右から、発表順)
同支部は前回推薦した現職の砂川敏文氏の勇退表明を受け、昨年末から候補者選考作業を本格化。選考委を立ち上げて公募を行い、自薦、他薦で計22人の名前が挙がった。本人への意向確認を進めた結果、編田、上野、藤田の3氏が最終選考に残った。
6日の面接は公開で行われ、編田氏は民間の有識者の各部署への採用、女性を含む民間人の副市長登用、個人市民税の10%減税などを強調。上野氏は「地域創造会議」の設置、4年間で市職員数150人削減、市長直属の「まち経営戦略会議」の設置などを説いた。藤田氏は、豊かな農業基盤を生かした経済成長などを訴えた。
上野氏は市議6期の経験や組織基盤などで有力視され、これに対し帯広畜産大卒で若さや民間感覚がある藤田氏に複数の委員が関心を寄せている。藤田氏に関しては独自の支持基盤が皆無で、出馬の準備になお時間を要するのがネックとなっている。
編田氏は以前から市長選への意欲を持っているが、自身の後援会内で出馬に対し慎重論が出ている。
選考委は8日午後2時から帯広市内のとかち館で開催。委員22人のうち高橋猛文座長を除く21人が投票して1人に絞り込む。これを受け10日は同党帯広支部、11日は道11選挙区支部が、役員会、総務会、選挙対策委員会を合同で開く。選考委の結果を承認し、道連に申請する。
選考委の高橋座長は「話を聞いた3人の中から1人を絞る。全会一致を目指したい」と話している。(安田義教、原山知寿子)
※高橋猛文座長の高の字は異体字です。





