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「立春」でも極寒 陸別で氷点下30.9度

2010年02月04日 13時50分

 「立春」を迎えた4日、十勝管内は北海道上空に非常に強い寒気が流れ込んだ上、放射冷却現象の影響も加わってこの冬最も冷え込んだ。帯広測候所によると、最低気温は陸別で今季最低の氷点下30.9度まで下がり、管内では2006年1月13日の陸別同30.5度以来、4年ぶりに氷点下30.0度を下回った。帯広も今季最低の同22.4度を記録。水道管の凍結や、バッテリー上がりなどの車のトラブルも続出。暦の上の春到来とはほど遠い厳寒となった。
(山崎大和、児玉匡史、関根弘貴)

今季最低気温を記録した帯広市内では冷気で車の排ガスが白くなった(4日午前7時40分、東5南3の国道38号で。山下僚撮影)

今季最低を更新
管内全観測地点

 ○…同測候所によると、北海道の上空5000メートル付近に氷点下45.0度の寒気が流入。このため最低気温は管内全19観測地点で今季最低を更新。帯広で同20.0度を下回ったのは昨年12月18日の同20.3度以来。ほかの最低気温は幕別町糠内同29.1度、大樹同28.0度、音更町駒場同27.9度など。道内の最低は、上川管内占冠村で同34.4度、陸別は2番目に低かった。

 帯広は3日の最高気温も、この冬最も低い氷点下8.0度。4日の予想最高気温も同6.0度で真冬日が続く。市内の幹線道路では4日朝、冷気で車の排ガスが白くなる光景が見られた。

 上空に寒気が居座るため、5日も帯広は最低気温が同18.0度、最高気温が同7.0度の見通し。6日ごろまで厳しい冷え込みが続くという。

水道管が凍結
日中でも被害

 ○…水道管凍結の被害も相次いだ。帯広管工事業協同組合(木下喜功理事長)の水道サービスセンター(菅生良一センター長)には早朝から水道管凍結に関する相談の電話がひっきりなし。

 4日朝には7件の修理依頼があり、3社が現場で作業に当たった。「昨年の同時期は水道管凍結に関する相談はなかった。それほど今年の寒さは厳しいといえる」と菅生センター長。家の構造にもよるが日中でも凍る場合があるという。

 防止策としてはこまめな水落としが効果的。しかし、不十分な水落としは凍結につながる。修理依頼や相談は同センター(0155-26-1132、24時間対応)へ。

エンジンかからず
JAFフル稼働

 ○…自動車のバッテリー上がりでエンジンがかからないトラブルも続出。日本自動車連盟(JAF)道本部(札幌)によると、整備車両の出動が4日未明から午前9時までに管内で50件を超えるなど、スタッフはフル稼働している。「雪が降っていないため出動要請に対しスムーズに対応できているが、氷点下15度を下回ると、弱っているバッテリーのトラブルはさすがに多い」(札幌司令部)という。

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