十勝毎日新聞社ニュース
中国から大型チャーター便 帯広空港
3年ぶり、450人規模
中旬に2社 歓迎式も企画
とかち帯広空港に今月中旬、中国からの国際チャーター便が3年ぶりに乗り入れする。中国東方航空(上海市)、中国南方航空(広州市)の2社で、265人乗りと192人乗りの機材を予定している。中国の旧正月(春節)の休暇に合わせた措置で、富裕層の拡大に伴う観光需要の増加が背景にあるとみられている。台湾に次ぐ新たな市場として、中国観光客の動向は今後も関心を集めそうだ。
中国−帯広間の集団観光客を乗せたチャーター便は、2002年11月に中国国際航空(北京市)、07年2月に南方航空が運航している。今回は3度目の大型観光団となる。
東方航空は14日、南方航空は16日に帯広空港に到着。東方航空の観光客は19日に帯広空港から帰国し、南方航空の観光客は新千歳空港経由で本国に戻る。
冬の北海道観光は夏場より限られるが、温暖な中国本土の中・南部の観光客にとって「北海道のパウダースノーを見るだけでも珍しい」(観光業者)とされている。中国人観光客が、冬の十勝にどのような関心を示すのか、関係者は注目している。
市空港事務所は「富裕層の増加に加え、道東を舞台にした中国映画のヒットも関係しているのだろう。旧正月を利用した一時的な需要かもしれないが、少しずつ中国人観光客の利用が広がることを期待したい」としている。
とかちアジア観光誘致推進協議会(岩野洋一会長)は14、16日、チャーター便の到着歓迎セレモニーを実施する。(中津川甫)





