十勝毎日新聞社ニュース
旬を手摘み 寒フノリ漁 広尾
2010年02月03日 13時51分

いてつく波が押し寄せる岩場で、寒フノリを手摘みする漁業者(3日午前10時ごろ)
【広尾】広尾沿岸の冬の風物詩、寒フノリ漁が3日午前、始まった。国道336号(黄金道路)沿いの海岸に漁業者約250人が集まり、いてつく波が押し寄せる中、岩場などに付いたフノリを丁寧に手摘みしていた。漁は3月末ごろまで数回、行われるという。
フノリは、みそ汁の具や酢の物などで楽しめる冬の味覚。2月初旬のはしりの時期には生で出荷され、人気が高い。広尾では道具を使わず手摘みするため、高級品として評価されている。
漁は大潮前後の干潮時を見計らって行う。初日、町泉浜の漁場で従事した漁業者の女性(59)は「今年のフノリは色がいい。この時期のものは特においしいので、多くの人に食べてもらいたい」と話していた。
広尾では例年6トン前後を道内を中心に出荷。広尾漁協は毎年、漁場にフノリの胞子を散布するなどし、資源増殖に努めている。(長田純一)




