十勝毎日新聞社ニュース
道東道など高速無料 地方中心に37路線
2010年02月03日 13時48分
6月めど
国土交通省は2日、2010年度に社会実験として行う高速道路無料化について、37路線・50区間(1626キロ)を対象にすると発表した。地方路線が中心で、道内は道東道を含む4路線(5区間)計319キロが無料になる。ETC搭載車に限った現行の休日割引と異なり、現金利用者を含む全車種が対象。十勝を中心とする道東自動車道は、本別・足寄−占冠など開通区間の全線が対象となり、観光や流通部門で大きな波及効果が期待されている。6月をめどに開始する。

1000億円の予算の範囲内で(1)首都高速と阪神高速を除く高速道路(2)休日上限1000円による渋滞発生頻度(3)ほかの交通機関への影響(4)高速道路ネットワークの状況(有料・無料の連続性など)−を考慮して対象区間を選定。主要都市圏内、都市圏同士を結ぶ路線は除外した。無料化区間の1626キロは、首都高速と阪神高速を除く高速道路総延長の約18%。
道内の対象区間は、、道東道の本別・足寄−占冠(130キロ)と夕張−千歳恵庭JCT(42キロ)、道央道の士別剣淵−岩見沢(139キロ)、深川留萌道の深川西−深川JCT(4キロ)、日高道の沼ノ端西−苫小牧東(4キロ)。札幌と小樽、岩見沢などを結ぶ路線は対象外となった。
道東道の全線が無料化対象になることから、十勝の自治体や経済界は地域活性化への期待を強めている。道横断道十勝地区早期建設促進期成会の砂川敏文会長(帯広市長)は「高速道路の安全性、経済性などさらなる効果的な運用が実証され、地域住民の利便性の向上が図られることを期待したい」とコメントした。
十勝スカイロード利用促進協議会の高橋勝坦会長(帯広商工会議所会頭)は「十勝が一つとなり魅力を発信すれば大きなプラスになり『逆ストロー効果』を期待できる。『Myとかち推進会議』の運動を加速させ(道央の)350万人に対して十勝の魅力・優位性を伝えなければ」と語った。
(池谷智仁、犬飼裕一)
※高橋勝坦会長の高の字は異体字です。




