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十勝毎日新聞社ニュース

来場者「実物は迫力すごい」 60年代開花のアメリカ美術

2010年01月23日 13時30分

 道立帯広美術館(帯広市緑ケ丘2)で22日に開幕したポップ・アート展「POP ART 1960’s→2000’s」(同館、十勝毎日新聞社など主催)。独創的でエネルギッシュな作品が来場者の目を楽しませている。

明るく親しみやすい作品が並ぶ展示室(23日、塩原真撮影)

 ポップ・アートは1960年代の米国で開花した美術。本展ではロイ・リキテンスタイン、アンディ・ウォーホルらポップ・アートを代表する作家から、キース・へリング、バスキアら80年代を駆け抜けた夭逝(ようせい)の天才、現在も活躍する新進作家まで45人の作品100点を展示している。

 芽室町の農業山川由紀子さん(41)は、デイヴィッド・ラシャペルの「ゴム風船」が印刷されたポスターに魅せられた長女と次女にせがまれて来場した。「色彩がはっきりしているのが印象的。大作も多く、思った以上に見応えがある」と堪能した様子。長女も「本物は迫力がすごい」と満足していた。

 田中耕三デザイン事務所(帯広)の田中耕三さん(63)は「僕らの世代のデザイナーはみんなポップ・アートの影響を受けている。夢中になった当時を思い出した」と懐かしみ、「実物を見て改めてすごいと感じた。これだけそろって見られるのはめったにないこと」と感動していた。

 アートカフェ「フローモーション」(帯広)を経営し、自らも「ぐるぐるアート」などを手掛ける高坂光尚さん(37)は「プリントアートは図録を見るだけでも十分と思っていたが、実物を見て圧倒された。会場で見なければポップ・アートの良さは分からない」と驚き、「中世の名画と違い、身近で陸続きの感じ。アーティストのさまざまな試みを読み取ることができる」と話していた。

 3月31日まで。開館時間は午前9時半〜午後5時。月曜休館。観覧料一般900円、高校・大学生550円、小・中学生250円。
(成田融、丹羽恭太)

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