十勝毎日新聞社ニュース
宇宙と陸別がつながった! 野口さんとの会話に興奮

野口さんとのリアルタイム交信に大勢の人が詰め掛けた銀河の森天文台(19日午後9時25分、金野和彦撮影)
ISS・天文台交信
【陸別】りくべつ宇宙地球科学館・銀河の森天文台で19日夜、国際宇宙ステーション(ISS)と同天文台を特別回線で結び、ISSに長期滞在中の日本人宇宙飛行士、野口聡一さんと交信する「リアルタイム交信イベント」が行われた。陸別小の児童らが交信。野口さんはISSでの暮らしぶりなどを紹介し、「地球の素晴らしい自然を次代に伝えてほしい」とメッセージを送った。
ISSと釧路市こども遊学館、同天文台を結ぶ3元中継で行われ、同天文台には町内外から約130人が来館。午後9時、ISSの日本実験棟「きぼう」と回線がつながり、野口さんが姿を表すと、大きな歓声が上がった。
蝦名大也釧路市長、金澤紘一陸別町長のあいさつに続き、両会場の児童らが野口さんに次々と質問。陸別からは陸別小の嶋本君、西上さん、久江君、猪股さん、小川君、本間さんが「宇宙にいて一番わくわくすることは」などと尋ね、ゲストの元プロレスラー藤波辰爾さんも質問した。
野口さんはISSでの食事や生活、実験内容などについて無重力状態での実演を交え丁寧に説明。
「宇宙から見た地球はきれいで、特に北海道は素晴らしい。皆さんも希望を持ち、日本人宇宙飛行士を応援してほしい」と語り、会場からの「ありがとう」の声に宙返りで応え、「フライトが終わったら釧路、陸別におじゃましたい」と話した。
嶋本君は「自分も宇宙に行ってみたいと思った」と笑顔。金澤町長も「夢のような出来事で興奮した。ぜひ来町していただき、子供たちと交流してほしい」と話していた。
同イベントは独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の公募企画。道内での実施は初めてで、今後、国内4カ所で予定している。(宮木宗久)



