十勝毎日新聞社ニュース
石川衆院議員逮捕 十勝政界に激震

石川議員逮捕を受けて、報道陣が詰めかけた帯広市内の後援会事務所(15日午後10時40分ごろ、帯広市西5南23、塩原真撮影)
石川知裕衆院議員が15日夜に逮捕され、地元・十勝に激震が走った。民主党関係者や支援者は一様に「石川さんを今後も支える」と口をそろえたが、戸惑いや不安の表情も浮かべた。
帯広後援会事務所(西5南23)には約20人の報道陣が詰めかけ、同日午後10時すぎ「石川議員逮捕」の情報がテレビで流れると緊張感が高まった。事務所にいた秘書らはテレビにかじりつくように見入った。民主党十勝の鈴木仁志幹事長が午後10時20分ごろに姿を現し、「急な話で驚いている」と漏らした。
午後11時半、山地智勝事務所長が事務所前で取材に応じ、「今まで推移を見守ってきたが、今も代議士を信じている。これからも事務所全員で一致結束し支えたい」「記載ミスで何かあるのかと予測はしていたが逮捕は考えていなかった」などと述べた。
連合十勝の木下栄治事務局長は「不当逮捕で、検察、公権力の暴挙だ。逮捕までする必要があったのか。非常に腹立たしい。検察とは断じて戦うべきだ」と声を荒らげた。
民主党十勝の池本柳次代表代行(道議)は「過去のことはよく分からないが、彼はいい男で能力もあり勉強家。(逮捕は)つらいと思うが再起してほしい」と擁護した。
同党帯広の三津丈夫代表(道議)は「ただただ驚いている。なぜ逮捕なのか…。石川さんが『やましいことはない』と言っていたので信じている。このままでは石川さんも納得できず、僕らも理解できない」と語った。
「検察の暴走だ」 鈴木議員
管内野党 真相明らかに
石川知裕衆院議員逮捕の報せに、新党大地代表・鈴木宗男衆院議員は「逮捕というのは逃亡や証拠隠滅の恐れがある場合にすべきもの。聴取にも応じ逃げ隠れしない人を逮捕するのは検察の暴走だ。単純な記載ミス、私は石川さんを信じている」と語り、検察の捜査のあり方を強く批判した。
一方、自民党道11選挙区支部の大谷亨幹事長は「党は違っても十勝を代表する代議士、個人的にも若い好青年と思っていただけに残念だ。真相を話してもらい、政治に対する不信を払拭(ふっしょく)してほしい」と語った。
共産党十勝地区委員会の稲葉典昭副委員長は「第一義的に石川氏自身が国民の前で真相を話すべきだが、逮捕されたのなら、その中で明らかにしていってほしい」としている。
◇号外
・石川議員逮捕(表面:PDFファイル)
・十勝政界に激震(裏面:PDFファイル)
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