十勝毎日新聞社ニュース
小沢氏関係先を捜索 帯広、東京の石川事務所も

関係資料を押収した段ボールを運び出す係官(14日午前0時40分ごろ、帯広市西5南23の後援会事務所)
地検特捜部 土地購入問題で規正法違反容疑
細岡所長「見守るしかない」
民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」などに対する東京地検特捜部の強制捜査では、同会の事務を担当していた石川知裕衆院議員の議員会館(東京)の事務所と帯広市西5南23の後援会事務所も家宅捜索を受けた。
永田町にある衆院第一議員会館の事務所は13日午後5時前、係官数人が捜索を開始。石川氏も立ち会い、状況を確かめようと訪れた国会議員や秘書の姿が見られた。
同6時半ごろには石川氏の秘書がショックを隠せない表情で事務所を退出。同11時40分ごろ、段ボール約40箱分の資料が事務所裏の通用口からワゴン車に積み込まれた。係官が去った後も事務所内には人の気配があり、14日午前1時すぎにようやく消灯した。出入り口の2カ所では報道陣が待ち構えたが、石川氏の姿は確認できなかった。
帯広市の後援会事務所でも13日午後6時15分ごろ、任意による捜索が始まり、係官12人がパソコンの記録や書類に目を通し、事務所建物(3階建て)の上層にある会議室や石川氏の自宅にも明かりがついた。
同8時40分ごろに裁判所の令状が届き捜索が本格化、預金通帳など書類の中身をメモしたり、パソコンのデータを複写する作業が続いた。14日午前0時43分に終了、降りしきる雪の中、段ボール15箱分の資料が運び出された。
帯広の事務所は14日は通常業務に戻り、支援者から心配する電話が相次いだ。細岡秀昭所長は「名刺ファイルまで見られたが隠す物はなく全面的に協力した。政権を揺るがす問題に巻き込まれているのは事実、こちらから石川氏本人に連絡は取っていない。推移を見守ることしかできないのがつらい」と語った。
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