十勝毎日新聞社ニュース
寒さ増し…準備着々 凍ったブドウ 早朝に摘みこむ

厳しい寒さの中で行われたアイスワイン用ブドウの収穫作業
池田「アイスワイン」用に職員ら
○…十勝ワインの「アイスワイン」製造用のブドウ収穫が16日早朝、池田町千代田の町営ブドウ畑で行われた。氷点下20度前後まで冷え込んだ畑で、町ブドウ・ブドウ酒研究所職員らが凍り付いた果実を次々と摘み取っていた。
アイスワインは凍結させたブドウで造る極甘口の高級ワイン。通常9〜10月に収穫する果実を木に残し、自然に凍結、乾燥させると、糖度が通常の倍の40度以上にもなる甘いブドウを収穫できる。
収穫は最も気温が下がる日の出前を狙い、午前6時半から開始。職員ら約25人が鳥避けネットの下に残された町開発品種「山幸」の房を摘んだ。この日は畑の半分約20アールから約400キロを収穫し、ワイン工場で圧搾作業を始めた。17日にも収穫する予定。
アイスワインは同じブドウの量から通常の8分の1しかできない貴重なワインで、今年4月に発売した2007年物は610本。今回の収穫分は再来年に発売の見込み。同研究所の内藤彰彦製造課長は「今年は乾燥しすぎずによく果実が残っているので、いいワインを期待しています」と話していた。(小林祐己)
糠内22.3度 帯広17.5度
17地点で今季「最低」更新
○…管内は16日朝、放射冷却現象の影響で全域でこの冬で最も冷え込んだ。
管内19観測地点のうち、17地点で今季最低気温を更新した。
帯広測候所によると、最低気温が氷点下20度を下回ったのは、幕別町糠内同22.3度、池田同21.9度、大樹同21.3度、芽室同21.2度、陸別同20.5度の5地点。帯広は同17.5度だった。
管内は最も寒い時期とされる1月下旬から2月上旬を下回る冷え込みが続いている。
測候所によると、厳しい寒さは17日まで続くという。17日の管内は晴れ、帯広の最低気温は氷点下15度、最高気温は同3度の見通し。
(山崎大和)



