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市長 25日に進退表明 後援会、出馬要請せず

2009年12月15日 14時22分

 来年4月に任期満了となる帯広市の砂川敏文市長(61)は15日、十勝毎日新聞社の取材に対し、臨時議会が予定されている25日に自身の進退を表明する考えを明らかにした。一方、砂川氏の連合後援会(梶原雅仁会長)の幹部は同日、組織として4選出馬を要請しない方針を明かし、本人の意思表示を見守る考えを示した。砂川氏はこれまで「多選は好ましくない」などと発言、再出馬に慎重な姿勢を見せている。

 砂川氏は取材に対し、進退判断の具体的な内容について言及せず、表明の方法についても「どういう形にするのかはこれから」と述べた。

 砂川氏はかねてから年内に態度を明らかにする考えを示しており、15日に閉会した12月議会か、25日の臨時議会での表明が見込まれていた。臨時議会では砂川市政3期目の「区切り」でもある新総合計画案の採択が予定されており、表明のタイミングをこの日に合わせたとみられる。

 前回市長選(2006年4月)で砂川氏は、前年秋の連合後援会総会で出馬要請を受け、年末の拡大役員会で正式に立候補を表明した経緯がある。今回、出馬要請を見合わせたことについて、連合後援会の幹部は「衆院選や中川(昭一)氏の死去で、いつもは秋に開く総会ができず、出馬要請も行わない」としている。

 砂川氏は7月に大腸がん手術を受けて体調面で不安が残るほか、後ろ盾の中川昭一元財務・金融相が死去し、続投の環境は厳しいとの見方が広がっていた。砂川氏自身も2日、中央要請で鈴木宗男衆院議員と会談した際、「あまり多選は好ましくない気持ちもある」と述べていた。

 砂川氏は1948年、香川県出身。帯広畜産大卒業後、農林水産省に入省。道開発局官房調整官を経て98年市長選で初当選し、現在3期目。

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