十勝毎日新聞社ニュース
シルバーアクセサリーでタイのHIV感染児支援 帯広のなとり宝飾店
市民からの銀寄付受け
売り上げの一部、孤児院へ
帯広市内のなとり宝飾店(公園通東1、名取徳夫社長)は、HIV(エイズウイルス)に母子感染したタイの子供たちの支援を目的としたシルバーアクセサリーを販売している。市民らから寄付された銀をリサイクルして製作。売り上げの5%をタイ北部チェンマイのHIV感染孤児院バーンロムサイ(名取美和代表)に寄付する。

HIV感染孤児支援のために作られた銀の指輪とペンダント
同孤児院では両親をエイズで亡くし、自分たちもHIVに感染した子供約30人が生活。自立のため衣類や小物などのオリジナル商品を製作、販売している。活動を知った名取社長が支援を提案。昨年、銀製品の寄付を募り始めた。
当初は銀を送り、孤児院でアクセサリーなどのオリジナル商品に加工することを計画。しかし、現地風のデザインが世界的な宝飾デザインの流行に合わないことから、同店が主導して製品化し、益金を寄付することにした。
デザインは名取社長の長女でグラフィックデザイナーの名取美穂さんが担当。市民らから寄付された銀を原料の一部にし、同社が加工する。指輪とペンダントの2種類で、ペンダントには同孤児院のトレードマーク「マンゴーの木」が彫り込まれる。それぞれ0.06カラットのダイヤモンドがあしらわれる。
名取社長は「寄付してくれた方へのお礼の意味もあり、まずはこうした形で製品化した。目的は子供たちの自立支援なので、将来的には現地で製作できるようになれば」と話している。同社は引き続き銀の寄付を募っている。
アクセサリーは各1万円。本店などで販売。問い合わせは本店(0155−27−5757)へ。バーンロムサイの詳細はホームページ(http://www.banromsai.jp/)で。
(丹羽恭太)



