十勝毎日新聞社ニュース
十勝キャリアデザインネットワーク発足へ 働く女性で情報共有
29日に総会、報告会
飲食業や農業、自営業などさまざまなビジネスを通じて社会とかかわる十勝管内の女性20人が集まり29日、「十勝キャリアデザインネットワーク」が発足する。発起人代表で、カフェレストラン絵麗(帯広市)のオーナーの佐々木直美さん(52)は「キャリア形成や起業を目指す女性が一緒に学び、情報収集の場にもなるような活動をしたい」と話している。

十勝キャリアデザインネットワークの発起人メンバー(後列が代表の佐々木さん、前列左からマリノ・みどりさん、工藤美佐さん、北村さん)
管内企業で働く女性にとりキャリアアップや起業を考えることはまだ「特別」とみられる中、モチベーションの維持や事業主としての悩み、家事・育児と仕事との両立を含めさまざまな課題は、個人の努力で乗り越えているのが現状だ。
こうした課題を継続的な活動・交流の場で解決しようと、十勝支庁が主催する女性起業塾に参加したメンバーが中心となって同ネットワークの設立を決めた。同塾で講師を務め、マーケティング業「グロッシー」(帯広市)を経営する北村貴さん(42)が事務局長を担当する予定。
キャリア形成や起業を目指す女性が一緒に学び、互いに成長することで地域に活力を生み出すのが狙い。女性管理職の割合を増やし、新しいビジネスの創造にもつなげる。「管内企業の女性管理職(課長以上)の割合が10%を超えること」「同ネットワークを通じて起業する女性が100人を超えること」−を目標とする。
月1回程度全体会を開くほか、起業を支援する「ビジネスサポート」、個人の能力やスキルアップを目指す「学習」、仲間同士の交流を深める「ネットワーキング」、子供たちの食を考える「学校給食」などの各部会を設けて論議を深める。
佐々木さんは「Iターン、Uターンのメンバーも多いので、外からの視点でさまざまな意見を吸収したい」と話している。
設立総会は29日午後6時20分、北海道ホテルで開く。同7時からは同ネットワークが共催する「十勝地域・女性起業家事例報告会」(北海道二十一世紀総合研究所、NPO法人札幌ビズカフェ主催)を同所で開催する。参加無料。同ネットワークについての問い合わせは事務局(0155−28−3120)へ。
(犬飼裕一)





