十勝毎日新聞社ニュース
不納欠損5割増 市の08年度一般・特別会計
2009年09月19日 13時37分
約12億円 企業倒産など影響
帯広市は、2008年度一般・特別会計の不納欠損額をまとめた。合計額は11億9003万3000円で、前年度比50.4%(3億9891万2000円)の増。2年連続の増加となり、過去最大規模。企業倒産などの影響で、大部分を占める市税が同249.0%(4億8900万円)増の6億8539万円に膨らんだ。1日当たり約326万円もの自主財源が放棄されている計算で、滞納者の意識喚起と徴収業務の徹底が求められている。

昨年度の内訳をみると、一般会計の欠損額は前年度比217.7%(4億8304万円)増の7億488万円。97%を占める市税は固定資産税が同442.9%(3億7783万円)増の4億6315万円に上り、倒産などで徴収困難に陥った案件が大部分。個人市民税は同38.2%(3318万円)増の1億2002万円、法人市民税は同77.4%(261万円)増の598万円だった。
学校給食費は前年度比35.7%(116万円)増の443万円、公営住宅使用料も同111.7%(102万円)増の195万円だった。保育料は同31.3%(538万円)減となったが、1180万円を計上している。
特別会計の欠損額は同8413万円減の4億8514万円。国保会計は4億6672万円と同15.7%(8681万円)の減だった。介護保険会計は同2.9%増の1620万円。
一般・特別会計の収入未済額は同8.8%(4億1281万円)減の42億9445万円。一般会計は同14.5%(4億1680万円)減の24億4878万円だったが、特別会計は18億4567万円(前年度比0.2%増)となった。
市は今年度の市税収納率目標を90.28%とし、1999年度以来10年ぶりの90%台回復を目指す。初の試みとして、担税力がある市民への捜索差し押さえ、多重債務者の過払い金債権の差し押さえを検討する。
(岩城由彦)



