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十勝毎日新聞社ニュース

再起への行程に関心 中川氏敗戦1週間

2009年09月07日 14時02分

後援会と党支部調整へ
 衆院選道11区で落選した中川昭一氏(56)=前財務・金融相=の十勝連合後援会(有塚利宣会長)は6日午後、帯広市内のとかち館で、選挙後初となる会長会議を開いた。再出馬に向けて中川氏の意思を確認した上で、組織の再構築を模索することにした。並行して自民党道11区支部は今月中に選挙戦の総括と今後の対応を協議する構え。中川氏自身は再出馬に前向きだが、陣営内の意思統一が進んでおらず、後援会と党を合わせた水面下の調整が注視されている。

 中川氏は8月30日の落選後のあいさつで「これからもまたやらなくてはならない事がある。皆さんにまたご恩返しをさせていただきたい」と発言。2日には十勝毎日新聞社を訪れ「再起を期すということはこれまでの方針通り」とも語っていた。

 6日の会議には、後援会の町村の後援会幹部ら約30人が出席。中川氏は事務所の引っ越し作業などから不在だった。非公開で行われ、参加者1人ひとりが選挙戦の総括・反省点について発言。本人が欠席したことに対し、出席者から疑問の声も挙がった。

 有塚会長は会議後、「選挙の反省点も含めていろいろな意見が出た」と説明。現在まで後援会に正式な再出馬の意思表示や支援要請はなく、「本人がそういう態度(出馬)ということであれば、後援会のあり方について十分検討させてもらいたい」とだけ語った。

 一方、中川氏が支部長を務める自民党支部も、全国的な惨敗の反省を含めて総括の作業を進める予定。支部幹部は、道11区の候補選びには「後援会で、はっきりと方向性が定まってから」と後援会側の動きをみながら対応する考えだ。支部内には「2度連続して落選したわけではなく、実質的に新たな候補を選ぶのも難しい。中川さんで次も戦うべき」(帯広支部関係者)との声は出ている。

 ただ中川氏本人の総括や再起への意思表示の方法など、敗戦処理の仕方に不満がくすぶっているのも実態。中川氏の後援会内部からは「本人が一軒ずつ回り、組織的に『またやるぞ』という気持ちを起こさせることが重要」との指摘が挙がっている。

 後援会の古参幹部は「時間をかけると後援会が霧散してしまう。再構築を含めて、本人がしっかりとした形で意思表示することが必要」と話している。
(安田義教)

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