十勝毎日新聞社ニュース
トムラウシ山 道警が実況見分を開始
2009年08月26日 14時16分

トムラウシ山の遭難事故で実況見分を行いながら移動する道警の捜査員ら(26日午前10時50分ごろ、ヒサゴ沼分岐付近で。塩原真撮影)
遭難場所など確認
【新得】大雪山系トムラウシ山(2141メートル)で中高年の登山ツアー客ら8人が死亡した遭難事故で、道警は26日早朝から、同山での実況見分を開始した。
道警は現在、ツアーを企画した「アミューズトラベル」(東京)の刑事責任追及も視野に入れ、捜査を進めている。実況見分は当初17、18日の予定だったが悪天候で実施を見合わせていた。ツアーガイド2人は体調不良などで、今回は同行しなかった。道警はガイドを立ち会わせた見分を後日、実施を検討している。
この日は道警本部、新得署、釧路方面本部などの捜査員9人が、丘珠空港から新得農道空港に到着した道警ヘリコプターに乗り込み、午前6時40分から45分間隔で3回に分けて現地に向かった。

大雪山系トムラウシ山で先月、登山ツアーの客ら8人が死亡した遭難事故で、道警は26日朝から実況見分を開始。捜査員はヒサゴ沼の避難小屋前で、トムラウシ山方向に献花し、黙とうをささげた(26日午前8時50分、塩原真撮影)
その後、捜査員は地元山岳会メンバーが立ち会いの下、建物の状況を調べ、同10時10分ごろ出発。ルートを確かめながら本格的な実況見分に取りかかった。同日午後には北沼から南沼付近まで実施し、犠牲者の出た場所などを確認。27日は救助に携わった道警航空隊員が加わり、南沼からコマドリ沢まで行う予定。
(植木康則)
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