十勝毎日新聞社ニュース
トムラウシ山避難小屋新設に道知事前向き
2009年07月24日 13時59分
【札幌】新得町の大雪山系トムラウシ山で9人が死亡した遭難事故を受け、道に対し避難小屋新設を求めた新得町の要請について、高橋はるみ知事は23日の記者会見で「まだ要請は来ていないが、町の具体的な意向を聞いた上で、道としてできることに対処したい」と述べ、前向きに検討する姿勢を示した。
事故があったヒサゴ沼から短縮登山口までの行程は8−10時間かかるとされ、町は22日、「途中に避難小屋が必要」と十勝支庁に口頭で伝えた。
山岳ガイド資格の規制強化について高橋知事は「さまざまな方面から意見を聞き、今後の対応が必要かどうかを検討していきたい」と述べた。
一方、道は23日、ツアー登山の遭難事故防止の留意事項をまとめた文書を日本旅行業協会と全国旅行業協会あてに出した。両団体を通じ会員企業計約7000社への周知を求めている。
文書では▽予備日を含めた日程の設定▽北海道の山に対応できるガイドの配置▽事前の調査実施▽参加者の健康状態や装備品の点検▽悪天候などによる中止の判断を早めに行う−などを求めている。道内事業者らにも同様の文書を送った。
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