十勝毎日新聞社ニュース
縁起良い「幸福」で愛誓う 香港の2組セレモニー
インターネットで帯広市の旧幸福駅を知った香港在住の男女2組4人が同所を訪れ、結婚式衣装で愛を誓うハッピーセレモニー(疑似結婚式)を体験した。外国人の参加は2007年6月以来2回目。「幸福」は同じ漢字圏の中国でも、縁起のよい意味がある。市は中国圏を含めた観光客の入り込み増に期待を寄せている。

ハッピーセレモニーを体験した香港在住の男女2組
体験したのは、弁護士の陳漢榮=チャンホンウィン=さん(32)と空港管制官の湯美嘉=トンミカ=さん(30)、救急救命士の陳漢隆=チャンホンロン=さん(29)と会計士の劉慧賢=ラオワイイン=さん(27)。
陳さんは兄弟で、弟の漢隆さんと劉さんが結婚する前に1度疑似体験させようと、27日に新千歳空港から来日。28日午後、レンタカーで帯広を訪れた。
立会人の田岡佳子さん、市観光課職員、通訳を務めた市国際交流員のグレゴリー・ハーテルさんが見守る中、4人は駅舎前で記念証にサイン、農村景観を眺めながら「幸福の鐘」を笑顔で鳴らした。
4人はインターネットで台湾人のブログの書き込みを見て、旧幸福駅の存在を初めて知り、日本人の友人に連絡し、セレモニーに参加した。
近く結婚する漢隆さんと劉さんは「結婚したら赤ちゃんを産んで幸せな家族を作りたい」と笑顔。漢榮と湯さんは「こういうすてきな場所は香港にはない。(北海道を訪れる友人がいたら)ぜひ勧めたい」と話していた。市観光課の植松秀訓課長は「外国から来てもらい大変うれしい。帯広を訪れる際は、ぜひ幸福駅に寄ってほしい」と期待している。
(中津川甫)





