十勝毎日新聞社ニュース
中川前財務相 手紙でも「お詫び」
2009年04月02日 13時00分
「大変恥ずべき」「初心に戻り」
信頼回復は時間との戦い?
国際会議後の記者会見で前代未聞の失態を演じ、財務・金融相を辞任した中川昭一衆院議員が、支援者に対し手紙でも「お詫(わ)び」を繰り広げている。閣僚辞任から1カ月半、ひたすら低姿勢の日々が続いている。
手紙は後援会の役員にあてたもので3月に送付された。内容は「お詫び」や「反省の意」で構成されている。
ローマでのG7財務相会合後の記者会見については、「見苦しい姿を曝(さら)してしまい心からお詫び申し上げます」「自己管理の失敗。(支援者の)期待を裏切り申し訳ない」「国民の皆様に大きな失望と悲しみを与え、政治家として大変恥ずべきことだった」などと陳謝。
国際会議自体は交渉を成功裏に終えたこと、予算編成や各種経済対策に取り組んできたことを強調しながらも、「一瞬がすべてを壊した」と悔やむ場面も。「初心に戻り、十勝・帯広のため、日本のために尽力してまいります」などと締めくくっている。
中川氏は3月から頻繁に地元入りし「お詫び行脚」を展開中。ただ後援会内には厳しい意見が根強く、どれだけ信頼を回復できるのか、時間との戦いとなっている。
ある古参支持者は「このような形で代議士から手紙をもらうのは初めて。誠意をもって書いていた。苦労しているのだろう」と話している。




