十勝毎日新聞社ニュース
最高2億円も 5レース1着的中で 新馬券
秋からネット販売
砂川敏文帯広市長と藤井宏明オッズ・パーク社長は29日午後、帯広競馬場で記者会見し、ばんえい十勝の発売拡大に向けて、競馬界初となる「重勝式勝馬投票券」(5重勝単勝式)のインターネット発売を今秋開始すると発表した。指定する5レースの1着をすべて的中させる難易度の高い投票方式。的中者がいない場合は100円の購入に対して最高2億円まで「キャリーオーバー」(繰り越し)することができ、宝くじ並みの高額配当となる。
オッズパークサイトの投票会員で、オッズパークサイトのインターネット投票またはモバイル(携帯)投票方式の使用が購入の条件。ばんえい競馬のレースでは最高の10頭立てで5レースを実施した場合、的中確率は10万分の1と極めて難しくなる。
既存の投票方式の的中確率では単勝式が10分の1、馬連複が45分の1、馬連単が90分の1。ばんえい競馬では販売していない3連単で720分の1、中央競馬3連単(18頭立て)でも4896分の1。導入する5重勝単勝式の難しさは突出しているが、それだけ高額配当も期待できる。
的中者がいない場合は通常、払い戻し対象額の特払いで購入額100円につき70円を返還するが、重勝式の場合は払い戻し対象額を次の開催日に繰り越すことになる。
砂川市長は「新たなファンの開拓につながってほしい」と強調。藤井社長は「ばんえい十勝が永続的にやっていけるものになれば」と期待を込めた。
(中津川甫)





