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十勝毎日新聞社ニュース

定額給付金の使い道は? 目立つ消費消極派

2009年03月08日 13時40分

「貯金」「市民団体活動に」「寄付」…
経済効果に疑問の声多く

 国の定額給付金関連法案が4日、成立した。これを受けて、十勝管内でも6日の中札内村を皮切りに順次、給付の申請書の受け付けを始める。住民らに給付金の使い道について聞いたところ、「家族でおいしいものを」といった声がある一方、「貯金」や「生活費の足し」など積極的な消費には後ろ向きな回答が目立った。

 定額給付金による消費刺激効果を期待する政府の考えとは裏腹に、貯金するという声は少なくない。帯広市内の販売員女性(19)は「テレビで経済効果が大きいと言っていたので制度には賛成だが、自分は老後を考えて貯金する」と話す。また、幕別町内の団体職員男性(41)は「商店が少ない地元では使うのが難しく、地域にどれほど経済効果があるのか疑問」と首をかしげる。

 「もっと別の税金の使い道があるのでは」=主婦(33)帯広=との意見も聞かれる。市内の市民活動団体所属の男性(67)は「活動費用の一部にする」、士幌町内の会社社長男性(74)は「妻の分と合わせて民間福祉団体に寄付し、障害者福祉に役立ててもらいたい」と話す。

 また、「あえて何かを買うには足りない」=公務員男性(37)帯広=、「生活費として消える額」=会社員男性(39)同=など、「中途半端な金額」=会社員男性(25)音更=といった認識も一部にある。

 一方で、積極的に消費するという人も。芽室町内の公務員男性(42)は「一家で8万円になるので、焼き肉を食べたり旅行したり、大いに消費してみんなで楽しみたい」、音更町内の団体職員男性(27)は「温泉や食事など地元で消費し、経済振興につなげたい」と皮算用。空気清浄機やテレビ、掃除機など電化製品を購入する費用の一部に充てるという人も少なくなかった。

 家族構成によってもとらえ方はまちまち。帯広市内の病院職員女性(33)は、「独身で自由に使えるので、温泉にでも行きたい」と話すが、18歳から21歳の子供3人を抱える音更町内のパート女性(51)は「教育費がかかるので貯金に回す」と即答する。子供がいる家庭では、ベビーカーや修学旅行費など、子供のために使うという答えが多かった。また、家族にあげるという声も聞かれた。

 中札内以外では、広尾、大樹、豊頃、鹿追、新得、更別が年度内、帯広と音更が4月中旬、幕別、芽室、清水などはいずれも同下旬に定額給付金の支給開始を予定している。

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