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中川氏 地元で陳謝 辞任後初 議員辞職は否定

2009年03月01日 13時50分

 【音更】先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議後の記者会見での失態などの責任を取り、財務・金融相を辞任した中川昭一衆院議員(55)が2月28日午後、辞任後初めて地元入りした。音更町の十勝川温泉第一ホテルで開かれた十勝連合後援会(有塚利宣会長)の総会で、支援者に経過を説明、陳謝した。記者会見では議員辞職を否定し、次期衆院選に出馬する意向を示した。

総会終了後、硬い表情で記者会見に臨む中川氏(2月28日午後6時20分ごろ、塩原真撮影)

後援会、支援を確認
 都内の病院に入院中の中川氏はこの日、医師から一時外泊の許可を得た。支援者ら約300人が集まった総会は非公開で行われたが、関係者によると中川氏の支援を再確認した。

 終了後、ホテル内で記者会見に応じた中川氏は「国民、国、内閣、与党、国会に迷惑を掛けたことを深くおわびする」と改めて陳謝。支援者には「驚きと悲しみ、失望を一番与えた」とし、麻生内閣の支持率低下についても「ご迷惑を掛けた」と語った。

 G7後の会見で問題になった、ろれつが回らないなどの言動は、多忙な日程と前夜の飲酒、風邪薬などの服用の影響だったことを説明した。野党が求める議員辞職には「後援会から『しっかり反省してやれ』との決定を頂いた。そういうことは考えていない」と否定。次期衆院選に向けて「大変厳しいが期待に応えるため頑張っていくしかない」とした。

 会見場に現れた中川氏は、か細い声で目にはうっすらと涙を浮かべた。信頼回復について問われると「今日ですべてが終わったと思っていない。大変な努力と時間がかかるが、1つひとつやるべきことをやる決意」と述べた。

 自民党第11選挙区支部の大谷亨幹事長は「早い段階に本人から話が聞けて良かった。(次期衆院選に向けて)甘くはないと思うが、組織に浸透させていく」。有塚会長は「帯広・十勝には欠くことのできない政治家との激励の中で本人も再出発を誓った。今日はみそぎの始まり。いつ選挙があるか分からないが支援していく」と話した。

 中川氏は28日夜は帯広市内の自宅に泊まり、1日は市内で開かれた会合に出席するなどした後、東京に戻る予定。
(安田義教)

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