HOME 十勝毎日新聞社ニュース 中川財務相辞任表明 「残念」「当然」 十勝に激震
   |  twitter |

十勝毎日新聞社ニュース

中川財務相辞任表明 「残念」「当然」 十勝に激震

2009年02月17日 13時53分

 中川昭一財務・金融相は17日、先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)の記者会見での失態などを理由に、来年度予算案の衆院通過後の辞任を表明したことで、中川氏の地元の十勝には大きな衝撃が走った。中川氏の後援会と自民党サイドは一様に「残念」と沈痛な表情、野党サイドは「当然」と批判を強めている。

中川財務・金融大臣が辞任表明し、電話などの対応に追われる事務所関係者(17日午後1時すぎ、帯広市東1南25の合同事務所)

次期選挙は… 思い交錯
 帯広市内の中川氏の合同選対事務所には、約15人の報道陣が詰め掛け、秘書が対応に追われた。午後1時15分、十勝連合後援会の有塚利宣会長が記者会見し、「大臣は体力の極限まで頑張った。進退は国益を考えて決めたのだろう。政治家としてこれからの人、迷いなくまたひとつ成長するようしっかり後援していく」と述べた。

 自民党道第11選挙区支部の大谷亨幹事長は「大変残念の一言。(ちぐはぐな会見には)強行日程や寝不足、薬を飲んでいたことは知っていたが…」と肩を落とした。

 帯広商工会議所の高橋勝坦会頭は「経済危機の立て直しに頑張り、いい方向に進めていただけに残念。(選挙に向けては)イメージダウンは避けられない。支援していきたい」と話した。

 中川氏の合同選対の矢野征男本部長は「記者会見を含めて、その後の政局の動きを見ていると心配していた。予算を通して辞めるということだが、結果的に自らの責任を負うということ。体調が悪く(悪いことが)重なったと思うが残念。やむを得ない」と語る。次期総選挙への影響については、「ゼロではない。まずは健康回復をきちっとしてもらい、ここに至った経緯を選挙民に説明する責任はある。そこからのスタート。われわれも厳しく受け止めている」とした。

 公明党十勝総支部の大石清一総支部長は「あの状態で(G7の)記者会見に臨んだのには、いろいろな理由があったのかもしれないが、自己管理をしっかりしなくてはいけなかった。今は補正・本予算を通して景気対策に力を入れてほしい」と語った。

 三津丈夫民主党帯広代表は「まさに醜態だった。辞任は当然で、遅きに失した。信頼回復のためには政治の十勝一新しかない」と話した。

 共産党十勝地区委員会の佐藤糸江委員長は「当然のことで遅きに失した。国民が苦しんでいる時期に担当大臣としてあるまじき失態を演じ、同じ十勝の選挙民としても恥ずかしい」と話している。

※高橋勝坦会頭の高の字は異体字です。

会見を延期すべきだった
石川衆院議員

 正常な判断ができない状態だったなら(G7の)記者会見を延期するかやめるべきだったのでは。入院すると聞いているので1日も早い回復をお祈りする。

けじめとしてしなくては
鈴木衆院議員

 注目されたG7会議後の記者会見での醜態であり、国際世論も敵に回したのは不幸なこと。国内でのことなら、真摯(しんし)に反省するのなら守ってやりたいが、これでは難しい。けじめとして(辞任は)しなくてはならなかった。

6~12時 12~18時
13日の十勝の天気
最高気温
-2℃
最低気温
-15℃

十勝毎日新聞に掲載された全19市町村の話題や
お知らせなどを、地域の皆様や十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報としてお伝えします。

無料メール配信中     登録数6000 件突破

今、なぜ「かちまい」…
ご購読のお申し込み