十勝毎日新聞社ニュース
世界最高峰の舞台で脚光 共働学舎新得農場のチーズ「さくら」
仏コンテスト「銀賞」獲得の材料に
【新得】昨年夏の洞爺湖サミット晩さん会に出され、国際的にも注目を集めた共働学舎新得農場(宮嶋望代表)のソフトタイプのチーズ「さくら」が再び世界の舞台で脚光を浴びた。フランス・リヨンで開かれた世界最高峰のチーズサービスコンテストで日本代表の「自国チーズアピール」に使われ、世界各国の審査員や一流ホテル・レストランの関係者に紹介された。

ガゼウス・アワードの自国チーズアピールで高い評価を受けた「さくら」
このコンテストは「インターナショナル・ガゼウス(ギリシャ語でチーズの意)・アワード」。今年で3回目。世界12カ国のチーズ取扱者が集まり、チーズのカッティングや包装、産地や熟成度の判別など知識と技能を競う国際大会で、日本は宮嶋代表のチーズ講義の“教え子”である女性2人組で出場、総合で初めて銀賞を獲得した。
「自国チーズアピール」は今大会から登場した部門。チーズ選びは、ワインサロンを主宰する田崎真也さんが「日本らしさ」「アピール性」などから「さくら」を推薦。チーズに合わせるワインは、八重桜の花酵母を使った東北のワインを選んだ。10分間のPRタイムの文面は、チーズプロフェッショナル協会理事でもある宮嶋代表も交えて考えた。
コンセプトや牛の放牧の状態なども交えて説明する際には、生産地の「十勝」「新得」の名も紹介された。同部門では、総合優勝のフランスを上回る点数だったという。
宮嶋代表は「教え子が世界の舞台で活躍し、とてもうれしい。チーズ自体の評価も高く、十勝のアピールもできた。ヨーロッパのコピーではない、日本のチーズと認められるため、毎年進化させていきたい」と話している。
共働学舎では1月18日から「さくら」の今期販売を開始。生産量は前年比2割増で対応する。6月末までの期間限定で、1個(90グラム)682円。問い合わせは0156-69-5600へ。
(植木康則)




