HOME 十勝毎日新聞社ニュース 帯広から誕生 プロ囲碁女流棋士 21歳下坂さん
   |  twitter |

十勝毎日新聞社ニュース

帯広から誕生 プロ囲碁女流棋士 21歳下坂さん

2009年01月29日 13時51分

「タイトルを狙い、普及活動にも力を入れる」とプロ棋士としての目標を語る下坂さん

道内出身で初
「タイトル狙い普及活動も」

 【東京】帯広市出身の下坂美織さん(21)=早稲田大3年=は、4月から日本棋院のプロ囲碁棋士として活動する。今月に開かれた採用試験で優勝、道内出身のプロ女流棋士誕生は初。下坂さんは「タイトルを狙える棋士になりたい。十勝などでお世話になった人に恩返しするため、普及活動にも力を入れる」と話している。

 日本棋院のプロ棋士は現在319人で、うち女性は59人。女流棋士採用試験は全国の予選を勝ち上がった8人の総当たりで行われ、下坂さんは6勝1敗の成績で優勝した。プロ試験挑戦は4回目だった。

 父親の影響で小学2年から囲碁を始めた下坂さんは、帯広第五中から函館白百合学園、早大に進学。高校1、2年時に全国大会で連続優勝したが、「プレッシャーに負けることが多かった」とそれ以降は勝ち切れない大会が続いた。

 プロ試験は最終局の勝者が優勝という大事な対戦に。家族や友人の応援を力に変え、今までにないプレッシャーをはねのけて勝利をつかんだ。「かなり運があった」と謙遜(けんそん)するが、「ここ一番で勝てたことは自信になる」と笑顔を見せる。

 「正解がなく、自分の好きなように打てる。勝ったときは気持ちがいい」と囲碁の魅力を語る。普段は穏やかな表情だが、碁盤に向かうと一変。「にらんでいるようで、『怖い』と友達から言われるんです。囲碁に関しては負けず嫌い」と苦笑する。

 卒業までは学生生活との両立が続く。女性や子供など多くの人が囲碁に親しんでほしいと願い、「普及のため、ぜひ十勝で対局したい」と語る。
(池谷智仁)

6~12時 12~18時
3日の十勝の天気
最高気温
25℃
最低気温
21℃
天気予報はかちモバ!十勝19市町村6時間毎更新中!

十勝毎日新聞に掲載された全19市町村の話題や
お知らせなどを、地域の皆様や十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報としてお伝えします。

無料メール配信中     登録数6000 件突破

今、なぜ「かちまい」…
ご購読のお申し込み