十勝毎日新聞
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ハスカップ

写真
ハスカップの実を利用したジャムと
ソフトクリームを手にする藤田代表


「新たな名産に」と期待
 中札内村の国道沿いに、道の駅「カントリープラザ」がある。2001年4月から、ハスカップの果実を使ったジャムとソフトクリームを扱っている。ともに売り上げは好調だ。

 道内の原野などに自生する青紫色の実を付けるハスカップは、スイカズラ科の落葉低木。正式名称はクロミノウグイスカグラ。ビタミンCや鉄分、カルシウムなどを含み、アイヌ民族が「不老長寿の秘薬」と呼び、珍重してきた。

 「ハスカップジャム」(250グラム入り)は、JA中札内村(福原武組合長)が販売している。村内の生産者グループ(杉本芳郎代表、7人)が栽培した実を同JAが一括して買い取り、加工。果実にグラニュー糖のみを加える。着色料や保存料などは一切使っていない。

 適度な酸味と甘みがあり、口の中でとろける柔らかさ。同JAでは「月平均500個の売り上げ。村を代表する新たな名産に成長してほしい」と期待を寄せる。

 ハスカップ味のソフトクリームは、道の駅のレストラン「グリル・ピョウタン」の藤田博重代表(63)が開発した。バニラを配合することで、鮮やかな淡い紫色に仕上げた。甘酸っぱい味と香りも魅力的だ。ハスカップ味のソフトだけで、1日25本ほどを売る(バニラソフトを合わせれば計60本)。

 藤田代表は「道内でも珍しいため、人気です。再来客も多い。冬季は中断しますが、来年もぜひ販売したい」と話している。
(中札内・浅井文人)(01.11.21)


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